12球団最少の53失策…守備力の安定が強さの秘密!?ソフトバンクから15年連続でゴールデン・グラブ賞受賞者
プロ野球の“守備の名手”を表彰する「第53回三井ゴールデン・グラブ賞」の受賞者が13日に発表された。 パ・リーグでは4年ぶりにリーグ制覇したソフトバンクからモイネロ(投手)、甲斐拓也(捕手)、山川穂高(一塁手)、栗原陵矢(三塁手)、周東佑京(外野手)、両リーグ最多の5選手が受賞した。ゴールデングラブ賞常連の甲斐拓也だけでなく、初受賞となったモイネロ、山川、栗原、周東の4選手が選出されたことにも意味がある。 今季ゴールデン・グラブ賞を受賞した9球団の中で、ソフトバンクが最も長い15年連続ゴールデン・グラブ賞受賞者を輩出している。特にソフトバンクの守備力は抜群の安定感を誇っており、昨季はリーグ最少の52で、今季は12球団最少の53失策。 2010年からの15年間でリーグ最少のチーム失策数を記録したのは8度(11年、15年、16年、17年、18年、21年、23年、24年)で、17年にはプロ野球シーズン新記録となるチーム失策38、20年からの5年間で3度のリーグ最少のチーム失策数だ。 チーム失策数はリーグ3位の69失策だった14年を除くと、全てリーグ1位、2位のチーム失策数の少なさ。守備力の安定感がソフトバンクの強さに繋がっているのかもしれない。 ◆ ソフトバンクの2010年~のゴールデン・グラブ賞受賞者 【2010年】チーム失策数:75(2位) 小久保裕紀(一塁手) 【2011年】チーム失策数:51(1位) 細川 亨(捕手) 小久保裕紀(一塁手) 本多雄一(二塁手) 松田宣浩(三塁手) 【2012年】チーム失策数:74(2位) 本多雄一(二塁手) 【2013年】チーム失策数:75(2位) 松田宣浩(三塁手) 今宮健太(遊撃手) 【2014年】チーム失策数:69(3位) 松田宣浩(三塁手) 今宮健太(遊撃手) 柳田悠岐(外野手) 【2015年】チーム失策数:68(1位) 松田宣浩(三塁手) 今宮健太(遊撃手) 柳田悠岐(外野手) 【2016年】チーム失策数:67(1位) 松田宣浩(三塁手) 今宮健太(遊撃手) 【2017年】チーム失策数:38(1位) 甲斐拓也(捕手) 松田宣浩(三塁手) 今宮健太(遊撃手) 柳田悠岐(外野手) 【2018年】チーム失策数:57(1位) 甲斐拓也(捕手) 松田宣浩(三塁手) 柳田悠岐(外野手) 【2019年】チーム失策数:68(2位) 千賀滉大(投手) 甲斐拓也(捕手) 内川聖一(一塁手) 松田宣浩(三塁手) 【2020年】チーム失策数:57(2位) 千賀滉大(投手) 甲斐拓也(捕手) 中村 晃(一塁手) 柳田悠岐(外野手) 【2021年】チーム失策数:57(1位) 甲斐拓也(捕手) 中村 晃(一塁手) 柳田悠岐(外野手) 【2022年】チーム失策数:59(2位) 甲斐拓也(捕手) 中村 晃(一塁手) 【2023年】チーム失策数:52(1位) 中村 晃(一塁手) 近藤健介(外野手) 【2024年】チーム失策数:53(1位) モイネロ(投手) 甲斐拓也(捕手) 山川穂高(一塁手) 栗原陵矢(三塁手) 周東佑京(外野手)
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