「学校で学べない」「どう教えれば」……“お金の教育”どうする? 「金融リテラシー」低い日本ナゼ 【#みんなのギモン】
■お小遣いの渡し方に各家庭の「工夫」
斎藤キャスター 「僕も子どもの時こういう勉強ができたらよかったな、というのと、今でもこういう勉強したいなと思いましたね」 渡邊キャップ 「かなり昔に比べて充実してきたなという気がします。イベントや教室に来た方に、家庭でのお金の教育をどうしているか聞きました。お小遣いの渡し方に『なるほど』と思う工夫がありました」 小5・小2の親 「1000円ずつ(毎月のお小遣いを)渡してるんですけど、使わないで翌月に残しておいたら100円利息渡すよと」 小5の親 「金融に少しでも関心を持ってもらうために、毎月のお小遣いを4ドルと決めて渡していて。実際には円で渡すんですけど、その時の為替レートによって毎月の受取額が変わってくるっていう」 小学5年生 「(円安で)590円くらいだったのが600円になって、自分はめっちゃうれしいけど、海外に行く人とかはつらいんだなというのが身にしみて感じた」 森圭介アナウンサー 「小遣いの利息制を1回やったんですけど、子どもはあるだけ使っちゃって、うちには向いてませんでした。残念です…」 鈴江アナウンサー 「今円安でなかなか海外旅行って連れて行けないんですけど、日本にいながらお小遣いやお年玉をドルにしたら、その変動を実感させてあげられますよね」 森キャスター 「親も勉強しなきゃいけませんね」 鈴江アナウンサー 「いいアイデア!」
■教室への問い合わせ増の背景は?
渡邊キャップ 「先ほどの投資教室『キッズ・マネー・スクール』ですが、4月の問い合わせ数は112件で、去年の同じ月の2.7倍に増えました。その理由として、年末からの株価の上昇や最近の円安の他、今年明らかになったあるニュースもあったといいます」 「愛知・名古屋市の小学生が同級生に、親の貯めていたタンス預金から何回かに分けて約93万円を支払っていた金銭トラブルです」 「この問題を受け、子どもがトラブルに巻き込まれないよう、『きちんとしたお金の使い方を身につけさせたい』と参加する親子も増えたといいます」