【ONE】三浦彩佳がアヤカロックで一本勝ち「ナメんな」涙の5万ドルボーナス獲得! アーセンとハグ「時間を使ってくれてありがとう」
2024年11月9日(土)、タイ・バンコクのルンピニースタジアムにて『ONE 169: Malykhin vs. Kane』(U-NEXT配信)が開催されている。 【写真】下になっても首投げを解かず、腕を挟んだリバースアヤカロックも見せた三浦(動画あり) ▼ONEアトム級 5分3R 〇三浦彩佳(日本) [1R2分20秒 アヤカロック] ※スカーフホールドアメリカーナ ×マカレナ・アラゴン(アルゼンチン) 三浦にとって2024年は波乱の年だ。2023年11月にストロー級の強豪メン・ボーから一本勝ちを奪い、2024年1月の日本大会では階級をアトム級に落として平田樹を撃破。 2連勝と波に乗ったが、その後のジヒン・ラズワン戦がまさかの連続キャンセル。4月に負傷欠場したラズワンと10月にようやく対戦するチャンスを得た三浦だったが、ラズワンが前日計量を失敗、試合は中止となった。 今回、連続キャンセルから1カ月後に参戦のチャンスを手にした三浦。自身のXで「すぐに闘える喜び。感謝。今年4回目のファイトキャンプ。常に闘う身体を作れている。最高の状態でお会いできるのを楽しみにしています! 勝つぞ。あと少し追い込みやり切ります」と投稿。 今回ONE初参戦のアラゴンについては、情報がないこともあり、三浦は「アラゴンの印象は特にありません。(警戒する点も)情報があまり無いので何とも言えないです」と実際に対峙して分かるといった感じの様子。 相手のアラゴンは柔道ベースでプロMMA3戦全勝の新鋭。自身のインスタグラムで公開している過去の試合映像には、首投げから袈裟固め、パウンドを落としながらVクロスアームロックを極める場面がある。 三浦も柔道出身で、同じムーブを得意とすることから、この映像の印象を尋ねると「まだまだ完成度が低いと感じました」と言い、「どんな局面になっても私が勝ちます」と強い自信を見せている。 『マカレナ』で入場のアラゴン。三浦のセコンドには山本アーセンと堀江登志幸トレーナー。 1R、三浦はいきなり相手に跳び込んでダブルレッグも、左で差して投げたのはアラゴン。組み続けている三浦はそこから立って得意の首投げ! 前に返されずにトップはアラゴン。 左腕でなおも首を巻き続ける三浦はアラゴンの左腕を両足で挟んでリバースアヤカロックから、首投げでアラゴンを前転させて、袈裟固めから、左足を組み直してタップを奪った。 「ナメんな!」と叫んだ三浦は、インタビュアーのミッチ・チルソンと涙のハグ。 試合後、「相手は私より柔道で実績のある選手ですが、MMAの戦績は私の方があるし、ONEでアヤカロックを極めている。今日もアヤカロックを極めると決めていたので、アメリカーナは私の技だと言うことができたと思います」と語ると、チルソンから5万ドルボーナスのコール。 顔をくしゃくしゃにした三浦は「ありがとう。嬉しい、ずっと満足いく試合が出来なくて、試合も何回もキャンセルされて、ファイトキャンプを重ねて、今日5万ドルいただけて嬉しいです。今日、長南亮代表が来れなかったのですが、ありがとうございます。彼氏のアーセンと堀江さん、時間を使ってくれてありがとう。5万ドルをみんなのために使いたいと思います」と語った。
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