ジローナがCL初勝利! 立役者は在籍9年目の“最古参”「ゴールを決めたときはスコアボードを50回は見たよ」
ジローナのDFフアンペが、22日のスロヴァン・ブラチスラヴァ(スロバキア)戦を振り返った。同日、公式サイト『UEFA.com』が伝えいる。 “最古参”がクラブにチャンピオンズリーグ初勝利をもたらした。開幕連敗スタートと欧州最高峰の大会の厳しさを味わっているジローナは、22日に第3節でスロヴァン・ブラチスラヴァと対戦。42分にDFミゲル・グティエレスが先制点を挙げると、71分にはボックス手前左側の位置でフリーキックを獲得。これをDFフアンペが直接沈めて、リードを2点差とする。そして試合はこのままタイムアップ。本拠地『モンティリビ』で2-0の勝利を収め、クラブ史に新たな1頁を刻んだ。 33歳で初めてのCLを戦っているフアンペ。ラス・パルマスでプロキャリアを始めた後、ラシン・サンタンデールとグラナダ、バジャドリードを経て、2016年夏にジローナに加入。初昇格、降格、1部復帰と酸いも甘いも噛み分けた9年間を過ごした最古参は「夢が叶った。この大会はエリート中のエリートが集まるもの。僕にとっては、テレビの向こう側だった」としつつ、「とても嬉しいよ。ゴールを決めたとき、本当なのかスコアボードを確認したんだ。これまでのキャリアが頭の中を駆け巡った。ジローナの選手としてチャンピオンズリーグでゴールを決めることは、僕のキャリアにおける最も重要な瞬間。そして、とても大きな勝利になった」と思いを巡らせている。 また、直接フリーキックからゴールを決めたのも自身初だったと明かした同選手は「公式戦で、フリーキックから得点したことは一度もなかった。練習では何本も蹴っていて、今回はベンチからの指示」と告白。続けて「本当に夢だった。ラ・リーガで出場権を獲得した昨シーズンから、似たようなことを何度も口にしているね。でも、ゴールを決めたときはとても嬉しかったし、スコアボードを50回は見たよ」と振り返っている。 そんなジローナは、次節PSVと対戦する。初勝利の勢いのままに、連勝を飾ることはできるのだろうか。
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