神戸の街中で「おいらん道中」 幕に書かれた「せいもん払」とは? 今も昔もお客集めの工夫がいろいろ 【兵動大樹の今昔さんぽ 関西テレビ「newsランナー」】
1枚の写真から街を再発見!兵動大樹の今昔さんぽ ■【動画】【今昔さんぽ】神戸・三宮の街中で「おいらん道中」 幕に書かれた「せいもん払」とは? 今も昔もお客集めの工夫がいろいろ
【兵動さん】「神戸市の三宮からスタートです。三宮には番組でけっこうお世話になっています。さあ今日の写真、これ古いな」 1952年(昭和27年)に神戸市で撮影された写真です。どこの風景でしょうか?
■にぎやかに「おいらん道中」が練り歩く古い写真
【兵動さん】「情報量はすごいね。『おいらん(花魁)道中』。よう時代劇とか出てくるよね。気になるのは右側のちょんまげの人、おまえは誰やねんみたいな。おいらん道中と関係あるのか」 【兵動さん】「(幕に書かれた)『せいもん払』ってなんや。そして『三宮センター街商店会』。今もあるセンター街と一緒なら、JRの線路の南側ですけど、なんかのパレードかなあ。神戸まつりのパレードか、センター街の出し物か」 三宮の駅前では、いまから競馬場に行くという男性2人組や、泊まりがけで同窓会を楽しむ女性3人組、いろんな方に話を聞いてみましたが、写真に関する有力な情報は得られません。やはり「三宮センター街」に向かうことにしました。
【兵動さん】「(三宮センター街のアーケードを歩いて)新しい店がめちゃくちゃ多いな。今風のお店ばっかりやわ」
【兵動さん】「(「あかつき書房」を見つけて)こちらは歴史あるやろ。古本屋さんやね。すみません、お話よろしいですか。歴史ある本屋さんですね」 【あかつき書房 店主】「ここで開業してから75年になります。そのとき私の父なんですけど、2階で生活をして、下で本屋をしている。ほとんどのセンター街の人が2階に住まいを構えて、子どもはここから学校行っていた」 【兵動さん】「センター街はそういうお店の集まりやったんですか。へえ。遊び場と言ったらどこだったんですか」 【あかつき書房 店主】「それはこの周りどこでも。(この前の商店街で野球したり?)そうです」 【兵動さん】「今、想像つかない。商売するところでもあったけど、生活の場でもあった」 【あかつき書房 店主】「60~70年前はね」