渋野日向子選手「児童からパワーもらった」 地元岡山でソフトボール大会開き交流
女子ゴルフの渋野日向子選手(26)が22日、地元岡山市の県営球場で「第3回岡山県小学生ソフトボール大会」を開き、児童ら約350人と笑顔で交流した。 小学生時代にソフトボールに打ち込んだ渋野選手が故郷に恩返ししたいと、県ソフトボール協会などの協力を得て2022年から開催。前日の予選を突破した女子と男女混合の計4チームが熱戦を繰り広げ、観戦した渋野選手は「パワーをたくさんもらった。これから頑張る活力になる」と話した。 試合の合間には同時に行われたゴルフ教室などにも参加し、子どもたちが求めるサインに気軽に応じた。男女混合で優勝した岡山WESTジュニアの青木康太主将(11)=岡山・三門小6年=は「いい思い出をつくることができた。渋野選手にありがとうと伝えたい」と喜んだ。 ゲストとして、ともに21年東京五輪ソフトボール金メダリストの原田のどかさん(33)=総社市出身=と山田恵里さん(40)が登場。始球式に登板した渋野選手が打席に立った2人を飛球と内野ゴロに打ち取り、スタンドから大きな拍手を浴びた。 渋野選手は「多くの仲間と交流できる大会として岡山の風物詩となるよう続けていきたい」と思いを語った。
山陽新聞社