「宿題を学校でやってもいい」一方で反対する先生も…子どもの宿題で親が感じた「教育現場の課題」
独自の視点で子どもの教育に取り組み、イラストと文章で発信するえみさん。えみさんの「教育」は、いわゆるお受験対策のような「お勉強」ではなく、生きていくために必要な、「考える力」を育むこと。これからの時代を「たくましく生き抜く」子どもの育て方とは?具体的なエピソードを交えて紹介していただきます! 【マンガの本編を読む】「宿題は家でやらなきゃダメなの?」納得感のあった夫の答えとは…
宿題を学校でやるのはOK?それともダメ?教育現場に見えた課題とは
子ども達が通っている学校では、学校で宿題をやってもいいクラスと、やったらダメなクラスがあるそうです。この「学校で宿題をやる是非」について掘り下げたら、教育現場の課題が見えてきました。
大事なことは…
「『家で宿題をする』という方針でも、何か理由が欲しいよね」という夫の話を聞いて、すごく納得感がありました。たしかに、「家で宿題をすることが、あなたの今後の人生にとってすごく意味のあることなんだよ」としっかり説明してもらえば、納得して家で宿題に取り組むことができるなと。でもそうじゃないから、子どもは「学校で宿題してもいい隣のクラスはいいな」となってしまっているんですよね。 今回の場合、先生が「とにかく宿題は家でやるものだ」と固定観念からそう言っているのか、宿題を家でする意味を理解しながらも子ども達に伝えていないのかは分かりませんが、どちらにしても「子ども達にしっかりと意味付けや意義付けをする」という意識があれば、また違った発信の仕方になっていたのかなと思います。 ちなみにこれは教育現場だけでなく、企業でもとても大事な心構えだなと思います。意味付けや意義付けがないと、一つ一つの仕事が作業になってしまいます。私も仕事で人と関わる時には気をつけようと思いましたし、自分が受け止める側の場合も、一つ一つの仕事の意味や意義をしっかり自分に落とし込んでいきたいなと思います。
【プロフィール】えみ(@emi_jiken24)
長女・みいちゃん、長男・とうくん、次女・あーちゃんの3人を育てる母。インスタグラムで、その子育て法を漫画で紹介したところ、「ためになる!」「我が家でも取り入れたい!」と話題に。コーヒーと甘いものが大好きです。
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