紺野ぶるま「5歳で卵巣と心臓手術」荒れた高校時代は「金髪、アイプチ、つけま、遅刻は100回以上」だった過去
下ネタなぞかけでブレイクした紺野ぶるまさんは、5歳のときに卵巣嚢腫と先天性の心疾患・心房中隔欠損症が見つかり、手術をしました。術後の経過は良好で、運動も得意だった一方、「勉強ができず、学校に行きたくなかった」と小学生時代を振り返ります。部活動に注力した中学生時代、ギャルに憧れて校則違反などを重ねた高校生時代についても伺いました。(全4回中の1回) 【画像】「バレエを習っていました」レオタード姿のかわいい幼少期から、へそ出し&エクステ&サングラス!雑誌『egg』を熟読していたゴリゴリのギャル時代まで(全19枚)
■「痛い!お母さん助けて」卵巣嚢腫で救急搬送 ── 小さいころに手術をご経験されたんですよね。
紺野さん:はい。保育園の年長さんだった5歳のときに、登園前の朝、ものすごい腹痛に襲われて。のたうち回って、「痛い、痛い、痛い!お母さん助けて!」って家の中で叫んでいたのを覚えています。そのまま救急車で病院に運ばれて、診察を受けたら卵巣がはれ上がっていて即入院になりました。卵巣嚢腫茎捻転という病気でした。 さらに詳しく調べてみたら、心臓にも8個の穴が開いていて、心房中隔欠損症だということも判明して。玉ねぎの皮むきみたいに、右側の卵巣を削って中にある腫瘍を出していくという手術と心臓の手術を、1回の入院で同時期に経験しました。
── 入院中の記憶はありますか? 紺野さん:結構鮮明にあります。麻酔を打つときに「今から注射をしますよ」って言われて、「やだ、やだ、やだ!」って騒いで、注射がめちゃくちゃ痛くて、しばらくして目が覚めたら手術が終わっていて。「あ、もう手術が終わったんだ」って気づいて恐怖で泣いたこととか、卵巣嚢腫の手術後の同部屋だった人たちが全員ご年配で、その中に1人だけ子どもの私が混ざっていたこととか、看護師さんがいつも優しくて、頭につけているアンパンマンの手作りの飾りみたいなものがすごく欲しかったこととか(笑)。
嫌なこともいっぱいあったんですけど、いつも家では布団で寝てたので、病院ではベッドで寝られることがうれしかったり、保育園に行かなくてラッキーだと思っていたりと、何となくキャンプみたいな感覚もありました。入院期間は1か月もなかったと思うんですけど、すごく長く感じていましたね。何より、抜糸が1番痛かった記憶があります。