大阪府・松井知事が定例会見4月25日(全文1)大阪でIR実現、2024年までに
IRの件、自公賛成多数というが、今後も審議を続けていくつもりなのか
NHK:NHK、【フクヤマ 00:17:32】です。重ねてIRですけれども、先ほど知事のご発言で、すでに自公で賛成多数というお話が出ましたけど、国会の状況を見るとまだ野党は審議拒否という状況が続いているんですが、こういう状況の中にあってもこの法案については審議を続けていくというお考えでしょうか。 松井:いや、それは当たり前でしょう。これ、審議、要はサボってる人たちの都合で僕は、この、IRの議案だけじゃないけど、サボってる人たちの都合で日本の課題がどんどん先送りされるっておかしいでしょう。民主主義なんだから、やっぱり国会での多数で物事決めていくわけですけど、要は多数じゃない人たちがサボって国会に出ないことで、日本の課題についてはずっと先送りって、こんな要はばかなことはないと思いますよ。だから、それは出てこないほうが悪いんでね。もうIRも含めた、やらなければならない、今国会で審議して前へ進めていかなければならない、そういう法案についてはもう粛々と進めるべきだと、こう思っています。 NHK:それから優先順位かどうかは分かりませんが、IRに関してはギャンブル依存症についても法案、【*** 00:19:04】されていますけれど、この審議の仕方について知事はどうお考えでしょうか。セットでやるべきなのか、先にこの基本法を通すべきなのか。 松井:いや、もう今国会で両方ともまとまれば一番いいと思いますよ。ただ、これも政局の話で、ギャンブル依存症については、国対の政治の中では各党が提案をしていれば、各党のまずは調整というのが優先されるみたいなことも聞いていますけどね。ただその交渉の場所に出てこないといつまで待つのかということですよ。これはいつまで、期限決まっていればいいですよ。いつまでに答えを出すとか。その期限も決まらずに交渉の場所に出てくるのもいつか分からない。これはもう、要は1週間後に出てくるからっていうならまだ待てますけど、いつか分かりません、2年後か3年後って言われたら待てませんわな、そんなもん。だから要はIRの実施法、それから依存症対策法、その他の法案も、もう国会で、国会へ出席する、サボらない人たちでびしっと決めていくべきだと、こう思っています。 NHK:ちょっと話変わって住民投票の関係なんですけども、前回の記者会見ですけど、知事は今後、住民投票の実施時期などについて、公明党と実際に話をしていきたいという、協議をしていきたいというお考えを示されましたけども、その考えは今も変わってないでしょうか。 松井:いや、もうまったく変わりませんよ。今日も法定協議会見てもらっても、もう自民党、共産党はもう自分たちの身分守るんで精いっぱいというか、とにかく新しい制度なんていうのは、要は議会も変わるからとんでもないということで、もう後ろ向きなことしか言ってませんから。反対のための反対してる人たちをいつまでも相手にできません。だから前向きな議論できる公明党さんと協議したいと、こう思っています。 司会:それでは次のご質問をお願いいたします。よろしいでしょうか。それでは終了させていただきます。ありがとうございました。 【連載】大阪府・松井一郎知事が定例会見2018年4月25日 全文2へ続く