大阪府・吉村知事が定例会見4月15日(全文6完)特措法は責任逃れ法律
ねぎらいの言葉への受け止めは?
エルマガジン社:エルマガジンの岡田です。体調管理のことなんですけれども、連日ご多忙を極めている知事の様子をご覧になっている府民の方々からねぎらいの言葉とか、あと、寝ているの? とか、先日Twitterでも反応されていたと思いますが、ハッシュタグの知事の睡眠を促すような内容というものも多く使われていたりと反響を呼んでいる中で、そういった府民からの気遣いに対する答えとか、あと、体調が大丈夫あればその根拠というか、体調管理をしっかりされているとか。あとは府の職員の方々もすごく多忙を極めていると思うんですけども、そういった中での府の職員の方たちの健康管理とか自己管理を徹底されているところ、受け止めとか思いなどを教えてください。 吉村:まず、そうやって応援をいただいているというか、気遣いいただけること自体に、本当に大阪府民の皆さんに感謝しかもうありません。われわれ政治家っていうのは基本的に、やはりこういった緊急事態で仕事をするっていうのはもう当たり前の仕事ですし、当たり前のことを一生懸命やっている中で、そういったねぎらいの言葉を掛けていただいているというのは本当に感謝です。実は掛けていただいている人たちこそが今、しんどい思いをしているんです。お金も、お客さまがなかなかいなくなったり外にも出られないという方々がほとんどで、本当につらい思いをしている方からそういったねぎらいを掛けていただけるっていうのは、本当に感謝しかないです。
政治家は使い捨てのほうがいい
やはり政治家の役割として、こういう緊急事態でいろいろ悩ましいこともありますが、常に判断をしていく、決断をしていく、そして実行をしていくと。何もないところから新しいものをつくっていくっていうのを日々やっているということです。なので睡眠不足ぐらいもう当たり前です。死なないですから、睡眠不足ぐらいでは。なので当たり前のことを僕自身はやっているということに尽きるかなと。 政治家は4年に1回、選挙がありますから。僕も府民の命を守るために自分で考えられることはすべてやりきって、職員ではなかなかできない判断もやっぱりやり切って、なんとか府民の命を守るということだけをやり切りたいなというふうに思っています。それでもしぼろぼろになったら、それはもう使い捨てたらいいんだと僕は思いますよ。それが維新の政治のやり方なんで。政治家はずっとへばりついてなんか家業のようにこっそりやりずっとやり続けるというより、政治家は使い捨てのほうが僕はいいと思います。橋下さんも言ってたけどね、昔。 あとは、【***** 01:45:41】な政治家は給料も減ってないですから。安全地帯ですよ、ある意味。30%給料カットしてますし退職金もないですけど、安全地帯サイドです、僕なんか。ホテルの受け入れのところに行きました、応援に。そのときに思ったのが、ホテルの従業員の皆さんにも協力してもらうっちゅうので、ホテルの従業員の皆さん、防護服の着方とか習ってるんですよ、自衛隊から。最後、僕があいさつするときに、防護服着てゴーグルを掛けて、普通の民間のホテルの若い人たちが、僕と年齢変わらない方たちが一生懸命、初めて着る防護服で僕のほうを見ているわけですよ。その姿を見たら、僕なんか完全に安全地帯。 だからできる限りのことはもうやっていくし、そこで僕がどんな言葉を掛けても、そういった人たちの目力というか、そっちのほうが強烈に僕は強い印象を受けているという状況です。そういった人たちが現場にはたくさんいる中で、僕みたいなのにねぎらいを掛けてもらっていることはもう感謝でしかないし、僕は僕のできることをやるということです。 ちなみにちゃんと寝てますのでね。寝てるけど睡眠時間っちゅうよりやっぱり考えるんで、寝るときもぐーっとコロナのことを考えて、あれどうかな、これどうかなと思ってぱっと起きたりとかそういうのはしますけど、睡眠時間は確保できています。 司会:ほかにございますか。