魚群探知機で世界シェアトップの会社を知っていますか?
会社四季報オンライン編集部がお届けするトリビアクイズ。あなたのカイシャに関する雑学力アップにお役立てください。 特定の狭い分野に強い「ニッチトップ」の企業はたくさんあります。 では、魚群探知機などの漁船向け電子機器や、商船向けのレーダー機器で世界シェア40~50%を誇る「船舶関係者で知らない人はいない」といわれるトップメーカーを知っていますか? ■正解 古野電気 正解は、東証プライム市場に上場する古野電気(6814)です。 古野電気は、船舶用電子機器の老舗メーカー。1938年に長崎県口之津町(現在の南島原市)に「古野電気商会」として創業。1948年に魚群探知機を世界で初めて実用化しており、現在でも世界シェアトップメーカーです。 レーダー等の航海機器、魚群探知機・ソナー等の漁労機器、無線通信装置など幅広い船舶用電子機器を製造しており、海外販売比率約7割。船舶用で培ったセンサーや情報処理技術等を活用して、GPS、ETC車載器、医療、情報通信機器などの産業用分野へも展開しています。 10月15日に発表した今2025年2月期の第2四半期累計(2024年3月~8月)連結決算が好調で、併せて通期予想を上方修正。好調な業績を受けて、ジワジワと株価上昇を続けています。 いかがでしたか? 次回のクイズもお楽しみに! ※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
会社四季報オンライン編集部