今季のクラシコ合同ベストイレブン:エンバペもベリンガムも選外になったワケは…
CM:ペドリ
ペドリが今シーズン、すでに試合を重ねているのは素晴らしいことだ。このカナリア諸島の神童のキャリアは、ケガのためにいつまでも停滞するのではないかと思われていた。 ありがたいことに、ペドリは再び元気な姿を見せ、フリック監督の下で主力として活躍している。チャビとアンドレス・イニエスタの精神的後継者としての約束を果たすのであれば、エル・クラシコ、特にアウェーで、マドリーの無敗記録を止める決定的な瞬間を作ることができるだろう。
RW:ラミン・ヤマル
ラミン・ヤマルはもう16歳ではないかもしれないが、まだ若さゆえの目新しさは失われていない。彼は年齢に関係なく、とんでもないスピードでゴールとアシストを決めている。 ロドリゴは、エンバペが加入して以来、マドリーの攻撃陣のタッチ数において犠牲となり、ストライカーとしての役割を果たそうとしている。それでも素晴らしい選手であることに変わりはないが、ヤマルのほうが明らかに活発だ。 この調子で成長し続ければ、この先20年、2040年代まで、このフィクスチャーの組み合わせのベストイレブンに入ることになるだろう。
AM:ハフィーニャ
7月、ハフィーニャのバルセロナでの日々は終わろうとしていた。スペインがEURO2024を勝ち取り、ヤマルはニコ・ウィリアムズとバディを組んでいた。バルセロナはウィリアムズを獲得するという噂もあった。 だが、ハフィーニャは戻ってきた。チャンピオンズリーグ・バイエルン戦でハットトリックを記録し、今シーズンの全コンペティションですでに9ゴール・8アシストを記録している。 その試合に先立ち、ハフィーニャは記者会見で、自身の退団を求めていた人々に反撃した。「誰かがバルサのシャツの背中にニコ・ウィリアムズと僕の背番号をプリントしている写真をSNSで見たんだ。失礼だと思ったから、その投稿にコメントを残したんだ。シャツのためにベストを尽くそうとするクラブの選手たちに、人々は敬意を払う必要がある。それは僕や僕がここでやっている仕事にはそぐわなかった。でも、結局のところ、人々が望むことは何でもできるんだ」