スポーツカーとしての実力が充分すぎる[ロングセラー]な[クルマ]6選
■ダイハツ コペン……完熟度:95度
私としてはスポーツカーたるもの、専用プラットフォームであってほしいという思いはあるのだが、コペンはFF系軽自動車プラットフォームを活用しながら2シータ―、オープンメタルトップという面白いクルマを上手に作ってくれたことに感謝したい。 2014年のデビュー後、特に大きな進化は2019年9月のGRスポーツの追加だ。これにより、操縦性のバランスは大きく進化した。 ●熟成の過程 ・2014年6月ローブ発売 ・2014年11月エクスプレイ発売 ・2014年12月ローブS発売 ・2015年6月セロ、エクスプレイS発売 ・2015年12月セロS発売 ・2019年10月GRスポーツ発売など ●ダイハツ コペン GRスポーツ ・全長×全幅×全高:3395×1475×1280mm ・ホイールベース:2230mm ・車両重量:850kg ・エンジン:直3 DOHCターボ 658cc ・最高出力:64ps/6400rpm ・最大トルク:9.4kgm/3200rpm ・トランスミッション:5MT ・WLTCモード燃費:18.6km/L ・サスペンション(前・後):ストラット・トーションビーム ・タイヤサイズ:165/50R16 ・価格:243万7200円
■レクサス LC……完熟度:80度
実を言うとレクサスLCの操安性を含めた乗り味に対しては、あまり高い評価をしていない。 基本パッケージングに難があるのか、フロントに搭載するV8の重たいエンジンを受け止めきれていないのか?特にフロントがバタバタする印象。マイチェンや一部改良を経ても熟成しきれていない。ラグジュアリークーペとしては面白いクルマなんだけどね。 ●熟成の過程 ・2017年3月発売 ・2018年8月一部改良 ・2020年6月一部改良(シャシーパーツの軽量化、駆動力特性の見直しなど)、LC500コンバーチブル追加 ・2021年9月一部改良 ・2023年6月一部改良 ●レクサス LC500 ・全長×全幅×全高:4770×1920×1345mm ・ホイールベース:2870mm ・車両重量:1930kg ・エンジン:V8 DOHCターボ 4968cc ・最高出力:477ps/7100rpm ・最大トルク:55.1kgm/4800rpm ・トランスミッション:10AT ・WLTCモード燃費:8.4km/L ・サスペンション:マルチリンク ・タイヤサイズ(前・後):245/40R21・275/35R21 ・価格:1400万円