篠原ともえさん「news zero」出演、緊張を解いた針と糸。初めての場所も自分らしく
来年2025年は、私にとって芸能生活30周年。16歳で歌手デビューをした後、エンターテインメントの世界で活動してから早いもので、30年目を迎えようとしています。この節目を前に、現在、新たな挑戦を行っている最中です。それは、報道番組のレギュラー出演。日本テレビで平日夜に生放送されている「news zero」の水曜日パートナーを担当しています。 【画像】篠原ともえさんが手掛けた衣装写真を見る(4枚)
初挑戦のニュース番組レギュラー出演
表現することが大好きな私は、これまでにテレビ番組を含め舞台や声のお仕事など様々なメディアに携わらせていただきました。そんな私も、ニュース番組のレギュラーは人生初挑戦なのです。 皆さんもご存じの方が多いであろう人気ニュース番組「news zero」。私もいち視聴者として番組を見ていましたので、出演のお声がけをいただいた時はとても驚きました。生放送ということもあり、自分に務まるだろうかと正直不安もありました。ただ、日々デザイナーとしてものづくりに取り組むなかで、国内外の様々なニュースを知り、学び、自分の考えを持つことが重要だと痛感してもいました。だからこそ、視聴者の方々と共に成長できたらと願い、想像力と好奇心を胸に務めさせていただいています。
自分らしくいられるために。衣装スタイリングは全て自分で
たとえ初めての番組で不慣れなことが多いとしても、自分が自分らしくいられるために、デザイナーとして衣装スタイリングは全て自分自身で手掛けています。番組の空間に合わせ、季節感を意識したり、出演者の方々とのバランスを考えたりと、毎週、自分で創作した作品やコーディネートを展開。楽屋では寸前まで針仕事をして気持ちを整えることも。お針子だった祖母のDNAでしょうか。本番前で緊張しているときでも、なぜか針と糸を持つと心が落ち着いてくるから不思議です。 衣装は視聴者に対する印象だけでなく、自分自身を表現する重要な要素でもあります。皆さんも自身で選ぶ服装によって喜びの気持ちが高まったり、その環境に馴染(なじ)む気持ちになったりした経験がありますよね。私も今回、自身でデザインまたは選んだ衣装を身にまとうことで、洋服からたくさんのパワーをもらっているのです。新しい挑戦が不安な時には洋服を味方にするのが篠原流です。