投手タイトル総ナメの菅野智之に達川光男氏「フォークが自在に操れるようになったことが大きい」と分析
2年連続Bクラスからリーグ優勝を果たした巨人。19日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』年末大反省会SPでは15勝3敗、防御率1.67の成績を収め、MVP、ベストナイン、ゴールデングラブ賞、最高勝率、最多勝とタイトルも総ナメした菅野智之にフォーカスを当てた。 まず江本孟紀氏は「15勝でしょ。これはやっぱり優勝に大きく貢献した数字ですよね」と評価しつつ「ただ前半はリリーフ陣に結構助けられたからね。だからやってるうちに調子が途中から良くなってきたよね。イニング数見ても156イニングでしょ。だからバンバン投げたわけじゃない。普通15勝150をイニングぐらいでするっていうのは、やっぱり手助けがあったんだね」とコメント。 館山昌平氏も「菅野は前半戦、日曜日での登板が結構多くて、リリーフをつぎ込めて勝ちを拾ったところから、なんか本来の自信を取り戻したというか。後半の内容は非常にいいですし、久しぶりの2年ぶり完投などもあって、やっぱり安定は本当にしてたなという印象ありますね」と江本氏と同様、シーズン途中から本来の姿に戻っていったと解説した。 また達川光男氏は「12の貯金ですからね」と絶賛しながら「フォークが自在に操れるようになったというところ。これは大きかったと思います」とすると、鳥谷敬氏も「しっかりストレートを投げれるようになった。元々スライダーは非常にいいので、そこにフォークが入ってきたっていうところですごい良かったんじゃないですかね」と同じく落ちるボールが効果的だったと評価。さらに「いい時の投球を小林選手も知ってるので、バッターからすると、 ピッチャーだけじゃなくて、キャッチャーとも勝負しないといけなくなる。そういう部分でこのコンビって良かったんじゃないかと思いますね」と今季から再びコンビを組んだ小林誠司の存在も大きかったと振り返った。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
BASEBALL KING