「声かけしないまま投げてしまった」学校側が記者会見 20代教諭の投げた砲丸が中学生の頭を直撃 富山・上市町
午後8時ごろから手術を行うことになりまして、手術は午前0時ごろに終了すると保護者からお聞きしております。 当該生徒の本日の様態ですが、手術後に集中治療室において治療を受けていますが、現在受け答えができ、命に別状はなく、会見前の時点でお伺いした時点ではありますが、本日MRIなどの検査を受けて、一般病棟に移る予定だとお聞きしています。 事故現場の様子につきましては、お手元に配置しておりますので、そちらの方をご確認していただければと思います。 事故発生時におきまして、砲丸を投げた顧問教諭は安全確認をしておらず、当該生徒に気づかないまま、また、声がけをしないまま砲丸を投げてしまったということであります。当時の安全確認に問題があったものと認識しております。 今回の事故発生をおきまして、事故にあわれた生徒と保護者、ご家族の皆様心よりお詫び申し上げます。本当に申し訳ありませんでした。 ■3日には一般病棟に移る予定 生徒は右側頭部の頭蓋骨陥没骨折と判明、2日手術を受け、現在も治療を受けています。命に別状はないということです。 3日はMRIなどの検査を受けて、一般病棟に移る予定です。 ■1年生部員が見学中に砲丸の直撃受ける… (3日午後6時15分放送「N6」より) 上市中学校で2日、部活動中に陸上競技部の顧問の教諭が投げた砲丸が、誤って生徒の頭を直撃する事故がありました。生徒は頭がい骨陥没骨折の重傷です。上市町教育委員会によりますと、砲丸を投げた教諭は安全確認をしていなかったということです。 記者:「こちらの白線付近から砲丸を投げ、6m先の生徒の頭部にあたったということです」 3日午後4時35分ごろ、上市中学校グラウンドの砂場で、陸上競技部顧問の20代の教諭が投げた砲丸が、部活動を見学していた1年生部員の右側頭部(みぎそくとうぶ)を直撃しました。 砲丸が直撃した生徒は救急車で病院に運ばれましたが、頭がい骨陥没骨折の重傷を負いました。命に別状はないということです。