「DRAGON GATEはYAMATOさんだけに背負わせない!」ブレイブゲート王者のドラゴン・ダイヤがドリームゲート王者のYAMATOに勝利し愛ある世代交代を叫ぶ
試合序盤は互いの研鑽を確かめ合うかのようなじっくりとしたグラウンドレスリングに始まるが、チョップ合戦となるとYAMATOが圧倒的優位に。YAMATOは場外でのイス攻撃なども容赦なく使ってダイヤを追い込んでいく。 我慢の試合が続いたダイヤであったが、619やその場飛びムーンサルト・プレス、DDDDTなど得意技を立て続けに決めて逆転の狼煙。しかし、YAMATOが体格差を活かしてラリアットを猛連打して強引に鎮火していく。 YAMATOはギャラリアからラグナロクを狙うが、ダイヤはこれを着地。YAMATOは即座にラリアットで追撃するが、ダイヤは2発目のラリアットをレプテリアン・ラナで切り返して3カウント。大番狂わせを起こしてみせた。 感極まって涙するダイヤだったが、マイクを取ると「もう次やっても勝てないかもしれないです。100回闘って99回負ける相手かもしんないけど、その奇跡の1回をこのタイミングで起こせるのがドラゴン・ダイヤだ!でもね、この奇跡を『奇跡』って言わせないぐらいの選手になってみせますよ。DRAGON GATEはYAMATOさんだけに背負わせるわけにはいかないんですよ!」と絶叫。YAMATOの思いは確かに下の世代に届いていた。 KOGの優勝者はドリームゲート王座に挑戦することが慣例となっているが、ダイヤはそのつもりは無いという。 その代わりとしてブレイブゲート王座をドリームゲート王座と並ぶ2枚看板になるまでに価値を高め、年内最後のビッグマッチである12月15日の福岡国際センター大会のメインイベントでブレイブゲート王座戦を行う野望を語った。