尾崎が女子68キロ級五輪代表 レスリング、プレーオフ制す
レスリングのパリ五輪女子68キロ級代表決定プレーオフは27日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで行われ、全日本選手権王者の尾崎野乃香(20)=慶大=が世界選手権5位の石井亜海(21)=育英大=を5―4で破り、初の五輪代表に決まった。 68キロ級は石井が昨年9月の世界選手権で五輪出場枠を確保。昨年末の全日本選手権制覇で五輪代表に決まったが、敗退し、優勝した尾崎とのプレーオフにもつれ込んだ。 日本女子は2連覇を狙う50キロ級の須崎優衣(キッツ)や133連勝中で53キロ級の藤波朱理(日体大)ら全6階級で五輪代表が出そろった。