セレーナ・ゴメス、最年少32歳でアメリカの億万長者リストTOP500入り!
ブルームバーグ・ビリオネアズ・インデックスによると、32歳のアメリカの女優兼起業家セレーナ・ゴメスの財産は現在、10桁に達している。この莫大な資産は、主に彼女の美容関連企業の驚異的な成功によって得られたものだ。 【写真】セレーナ・ゴメス、セレブリティの髪型の進化 セレーナ・ゴメスはアメリカで最も若いビリオネアのひとりだ。セレーナ・ゴメスは、世界で最も裕福な500人をランキングするブルームバーグ・ビリオネアズ・インデックスに初登場した。この分析によると、彼女の資産は13億ドル(約1841億円)に達しており、そのうちの大部分(80%)は、彼女が5年前に立ち上げたインクルーシブなコスメライン「レア・ビューティ」の収益によるものだ。
マルチな才能
この評価には、調査は彼女のふたつの企業、すなわち美容ブランド「レア・ビューティ」と、メンタルヘルスを促進するデジタルプラットフォーム「ワンダーマインド」における持ち株の推定価値が考慮された。また、アルバムの売上や不動産の価値、ストリーミング契約からの収入、ブランドとの提携、コンサートのチケット販売、女優業の契約による収入も含まれている。アメリカのブランディング・エージェンシー「ハリウッド・ブランディッド」の創設者兼CEOであるステイシー・ジョーンズはブルームバーグに対し、「セレーナは単なるポップスターではない。彼女は多面的なビジネスウーマンであり、多様な収入源が彼女の印象的な純資産に寄与している」と語った。
インフルエンサー
インスタグラムで最もフォロワーの多い女性(フォロワー数は4億2400万人)でもあるセレーナ・ゴメスは、その影響力をうまく活用して「レア・ビューティ」を成功に導いた。彼女のメイクアップチュートリアル動画は何百万回も視聴されており、自己受容を促すメッセージは彼女自身の経験に基づいている。その結果、製品の発売ごとにバイラル効果を生み出している。この成功の鍵は何か?「それは『本物感』」と語るのは、眼科医療会社ボシュロムのCEOであり、スタートアップ「ワンダーマインド」の投資家であるブレント・サンダースだ。彼は、「彼女の持つ影響力や専門知識を活かして善を成し、優れた企業を創り出す真の例であり、セレーナはそれを体現している」とブルームバーグに説明している。 アメリカの市場分析会社「ピッチブック」によると、昨年の「レア・ビューティ」の年間売上高は3億5000万ドル(約496億円)に達し、ジェシカ・アルバの「The Honest Company(オネスト・カンパニー)」やレディー・ガガの「HAUS LABS BY LADY GAGA (ハウス ラボ バイ レディーガガ)」など、他のセレブリティが設立した美容ブランドを上回った。また、セレーナが2年前に共同設立した「ワンダーマインド」は、2022年には1億ドル(約141億円)の評価を受けた。 彼女のデジタルでの評判も、彼女がアンバサダーを務めたファッションブランドのプロモーションにおいて強みとなった。たとえば、2017年にはプーマとの2年間の契約を結び、その契約額は3000万ドル(約42億円)に達した。また、2016年にはコーチの顔として選ばれた際に1000万ドル(約14億円)の報酬を交渉し、同じ年にルイ・ヴィトンとの契約でも1000万ドルを得た。