菊池風磨に「許せない!」と叫ばせたドッキリGPの常識破り トップアイドルに「泥」「ハダカ」「スースー」を“提案した側”は「まさか企画が通るとは(笑)」
信頼関係がなければドッキリは面白くならない
『ドッキリGP』の名物企画である「逆バンジー」は、クレーンを数台使うことで地上から空中へと放り出す。スイングが小さければ、こんな“頭がちぎれた”アイデアは出てこない。全力で向き合うからこそ、菊池風磨、向井康二(Snow Man)、松田元太(Travis Japan)といったアイドルたちの新たな一面が開花する。 「演者との信頼関係がなければドッキリは面白くなりません。信頼関係があるからこそ、『これならきっと面白くなるだろう』とか『この仕掛け方だとバレるな』ということが僕らも分かる。それこそ菊池君は頭が切れるタイプだから、『見破ってやろう』くらいの気持ちで臨んでくる。それをかいくぐって、僕たちは仕掛けないといけない。実は、ドッキリってなかなか“エモい”バラエティでもあるんです(笑)」 引っかかった演者の輝きが増し、愛される。そう受け取れるのは、その関係性を、きっと視聴者も感じ取っているからだろう。ドッキリは、仕掛ける側と仕掛けられる側が本気だからこそ、カタルシスが生まれるのだ。
我妻 弘崇(あづま ひろたか) フリーライター。1980年生まれ。日本大学文理学部国文学科在学中に、東京NSC5期生として芸人活動を開始。約2年間の芸人活動ののち大学を中退し、いくつかの編集プロダクションを経てフリーライターに。現在は、雑誌・WEB媒体等で幅広い執筆活動を展開。著書に『お金のミライは僕たちが決める』『週末バックパッカー ビジネス力を鍛える弾丸海外旅行のすすめ』(ともに星海社)など。 デイリー新潮編集部
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