【図解】日本のメダル数で振り返るパラリンピック
「東京2020パラリンピック」が8月24日から9月5日までの日程で開催されます。8月8日に閉会式が行われた五輪では日本選手団が過去最多となる58個メダル(金27、銀14、銅17)を獲得しました。パラリンピックでも日本のメダル数に注目が集まりそうです。では、これまでの大会で日本はどれくらいメダルを獲ったのでしょうか。振り返ってみましょう。
今大会は16回目
夏季のパラリンピックは1960年にローマで初めて開催され、今回で16回目です。1964年の第2回大会が開かれたのは東京。同じ都市で2回目のパラリンピックが開かれるのは今回が初めてです。 日本パラリンピック委員会の資料によると、第1回目のローマ大会には23か国、400人が出場しました。その後、参加する国や選手数が大幅に増加。10回目のアトランタ大会で参加国数が100を超し、前回リオ大会では159か国、4333人が参加しました。 日本は1回目のローマ大会に参加しておらず、前回の東京大会から参加しています。
メダル数、最多はいつ?
これまでの大会で日本はどれくらいメダルを獲得したのでしょうか。 最も多かったのは2004年のアテネ大会で52個。内訳は金17、銀15、銅20で、金メダル数も1988年のソウル大会と並び最多タイでした。 総メダル数が最も少なかったのは日本選手が初めて参加した前回の東京大会。金1、銀5、銅4の計10個でした。 金メダルだけに着目すると、ゼロに終わった2016年のリオ大会(総メダル数24個)が最少でした。