【巨人】今季最悪5連敗で貯金消滅 9回の猛追も及ばず 堀田が初回5失点 3回もたず3敗目 坂本は痛恨併殺打 岡本和の適時打も霧散
■プロ野球 交流戦 楽天 5-4 巨人 (12日 楽天モバイル) 巨人は楽天に敗れ今季ワーストの5連敗。29勝29敗4分となり最大5あった貯金が消滅し、5月6日以来に勝率5割となった。試合は岩手出身、地元東北での初登板となった堀田が楽天打線につかまり、初回打者1巡の猛攻を浴び7安打5失点の大炎上。打線は3回に丸、4回に岡本和の適時打で2点を返し、9回には泉口が2点適時二塁打を放ち1点差に迫るも及ばず敗れた。 スタメンは1番ライト・丸、2番サード・坂本、3番セカンド・吉川、4番ファースト・岡本和、5番センター・ヘルナンデス、6番DH・大城、7番レフト・立岡、8番キャッチャー・岸田、9番ショート・泉口のオーダーを組んだ。坂本は5月26日・阪神戦(甲子園)以来14試合ぶりの2番に入った。 堀田は今季13度目で先発は6試合連続で7度目、ここまで3勝2敗、防御率1.77。前回の6月5日・ロッテ戦(東京ドーム)は5回を3安打3失点(自責3)で負け投手、自身2連敗中。 立ち上がりは小郷を投ゴロに打ち取るも、村林に右前安打、辰己に左中間を深々と破る適時三塁打を浴び0-1。さらに鈴木大に右前適時打、渡邊に右前安打を浴び一、二塁。浅村は投ゴロで進塁打となり二、三塁から、フランコにレフトスタンドへ2号3ランを浴び0-5。止まらない楽天打線は太田、小深田も連打で2死一、三塁とするも、1番・小郷は中飛に打ち取る。 一方の打線は楽天先発・内に対し、初回は丸、坂本が連続三振で三者凡退。2回は先頭の岡本和が10球粘るも三直で2イニング連続三者凡退。 3回の攻撃は立岡、岸田が簡単に凡退し2死も、泉口がライトへの三塁打を放つと、丸が右前適時打を放ち反撃の1点を挙げ1-5。 しかし堀田は3回に2死走者なしから、8番・太田に四球を与えたところで降板。2番手・大江が登板し、小深田を二直に打ち取る。 4回の打線は先頭の吉川が投手・内の失策で出塁すると、岡本和が三塁線を破る適時二塁打を放ち2-5と追加点。しかし後続は凡退し1点止まり。 大江は4回も続投すると、四球を与え走者を出すも、レフト・立岡の好捕にも助けられ得点許さず。直後の5回には先頭の岸田が死球、泉口は三振も、丸が中前安打で1死一、二塁。ここで坂本を迎えるも、遊ゴロ併殺打に倒れ無得点。 5回からは3番手・赤星が登板。先頭の渡邊佳に四球を与えるも、浅村を見逃し三振、フランコを三ゴロ併殺打に打ち取る。さらに6回、7回も三者凡退で3回無失点の好リリーフ。 しかし打線は6回三者凡退、7回は2番手・酒居に対し、1死から立岡が右前安打を放つも、岸田が遊ゴロ併殺打で3人で攻撃終了。 8回は3番手・宋家豪に対し、先頭・泉口が左前安打で出塁するも、丸、坂本が凡退で2死。吉川はセカンドへの内野安打で2死一、三塁で岡本を迎えるも、遊ゴロに倒れ2者残塁。 9回の攻撃は守護神・則本に対し、先頭のヘルナンデスが空振り三振に倒れるも、代打・秋広、2死から岸田が右前安打で2死一、二塁。ここで泉口が右中間を破る2点適時二塁打を放ち4-5と1点差も追いつくことができずゲームセット。堀田は3回途中5失点で自身3連敗となる3敗目(3勝)を喫した。