三田寛子はアイドルから“梨園の妻の鑑”に華麗なる転身も…夫の不倫癖で扇千景さんの境地になれない
八代目中村芝翫(58)に嫁いで33年。女将として、歌舞伎役者の三兄弟の母として務めをしっかり果たしてきたことから、“梨園の妻の鑑”との呼び声が高い三田寛子(58)。そんな三田が、夫の「2年ぶり4度目不倫」に悩まされているという。 3度目不倫発覚の中村芝翫 超絶モテる理由は「聞く力」にあり 芝翫はかねてから不倫関係にあるとされる40代女性と東京都心の実家で半同棲生活を送っていると、NEWSポストセブンに報じられた。 「芝翫一家は都心の別の場所に居を構えていますが、三田は5月初旬、実家に『いい加減にしてください』と怒鳴り込んだと言います。この邸宅は稽古場でもあった成駒屋の本拠地で、三田自身もなじみの場所での半同棲状態にショックも大きかったのではないでしょうか」(週刊誌記者) 歌舞伎の世界はとかく特殊と言われがちだが、三田は〝芸の肥やしはありえない〟とかねてから発言している。芝翫の不倫が報じられるたびに、自ら前面に出て謝罪をして夫に反省を促すも、夫の好色ぶりが止むことはなかった。 「夫の不倫報道はこれで4度目。さすがに諦めの境地なのか、今は歌舞伎役者として活躍が期待されている3人の子供たちのサポートに注力しているようです。三田が毎日欠かさず投稿しているインスタグラムには、三兄弟の出演情報の告知や、公演初日や千秋楽、そしてプライベートの旅行の様子などをマメにアップしています。今は立派に育っている子供たちが心の支えになっているようです」(前出・週刊誌記者) 元アイドルの三田は、91年に芝翫と結婚すると、女将見習いに取り組み、茶道や華道はもとより、歌舞伎の歴史や演目に至るまで学び、ご贔屓筋との付き合いなど特有のしきたりに苦労しながらも業界に馴染み、今の地位を確立してきたと言われている。 女性との交際が芸の肥やしとされてきた業界には芸能界出身の梨園妻が多く存在するが、三田とよく比較されるのが、人間国宝の故・四代目坂田藤十郎さん(20年没)夫人で昨年亡くなった故・扇千景さん(享年89)だろう。 「宝塚出身の扇さんは、二代目中村扇雀時代の藤十郎さんと結婚後、女優業を退くもわずか1年で復帰。その後、参院選に出馬して国会議員になり、国交大臣にまでのぼりつめています。政治家として多忙な日々を送りながら、歌舞伎役者の妻の役割をきっちり果たしてきたと言います」(芸能ライター) 藤十郎さんは粋な遊び人として知られ、扇さんと結婚後からたびたび不倫が報じられてきた。 ■「男はモテたほうがいい」で世間を黙らせた 「藤十郎さんの不倫騒動で記憶に新しいのが、FRIDAYにスクープされた京都の舞妓との密会開チン写真でしょう。この騒動について、藤十郎さんは『一生青春、70歳なのにこんなふうに報じられてうれしい』と話したのに対して、『男はモテたほうがいい』と発言した扇さんは器の大きさを見せました。政治家として多忙だった扇さんは、藤十郎さんの好きに泳がせていたようです」(前出・芸能ライター) 藤十郎さんと同じく、芸能人をはじめさまざまな女性との交際が報じられたのが、十八代目中村勘三郎さん(享年57)だ。 「妻の好江夫人は、芝翫の姉で成駒屋の生まれ。歌舞伎の世界を知り尽くしていて、勘三郎さんを自由にさせつつうまくコントロールしてきたと言われます。三田は同じ芸能界出身の扇さんとはまるでタイプが違ううえに、この2人のような器量を求めるのは無理があるでしょう」(前出・芸能ライター) 芝翫と結婚した際、23年に亡くなった自身の父親から「何があろうと耐えなさい」と叱咤激励されたという。三田の我慢はいつまでもつのか。