《ノーノー達成》巨人・戸郷翔征(24)はなぜ“ドラフト6位”の低評価だった? 日本代表を圧倒も…関係者「あんなフォーム、怖くていじれない」
戸郷が生み出した新しい「野球の法則」
一般論では「いかがなものか」となっても、本人の感覚の中にピタリとフィットすれば、それはそれで、本人にとっては最良の方法論となる。「戸郷翔征」という存在が、新しい「野球の法則」を1つ、生み出したようだ。 そもそもが、非常に打ちにくい球質と、タイミングを合わせにくい投球フォームのメカニズムがあって、そこにアベレージ140キロ台後半のパワーと魔球のようなフォークという強力な武器もある。左打者の外のボールゾーンから入ってくる新しい軌道も身につけて、こういう存在を「無双」と称するのか。 巨人という球団の枠を超えて、「投手・戸郷翔征」がプロ野球界全体のトッププレイヤーに台頭する日が、もうすぐそこまで、やって来ているようだ。
(「マスクの窓から野球を見れば」安倍昌彦 = 文)
【関連記事】
- 【写真で比較】「えっ、どこからボールが出てる?…」7年前「今よりガリガリだった」高校時代の戸郷翔征の“超変則フォーム”ピッチング写真&超豪華メンバーの2023WBCでの活躍も見る
- 【あわせて読む】「巨人エースの系譜」戸郷翔征24歳ノーヒットノーラン…懸念は「球数かさみがち問題」山本由伸の“2回とも102球ノーノー”と比べると?
- 【NEW】巨人FA移籍「落合vs清原」騒動…落合博満が清原和博にダメ出しした日「高校時代のほうがよかったな」清原の告白「西武では孤立していた」
- 【WBC振り返り】「WBC決勝、じつは“巨人組の逆襲”だった」あの岡本和真が吠え、大勢は最多登板、戸郷翔征は第二先発…Bクラス・原巨人の再建はここから始まる
- 【真相】「本当にあの…」松井稼頭央監督が11秒も黙った“ある質問”…電撃休養、西武・松井監督「最後の1日」 ひとりで責任を背負い続けた指揮官の去り際