（写真：リセマム）

　兵庫県教育委員会は2024年2月20日、2024年度（令和6年度）兵庫県公立高等学校入学者選抜における推薦入学等合格状況と多部制I期試験合格状況を公表した。推薦入学（専門学科・コース・単位制・連携型入学者選抜）の合格者は7,239人で、前年より109人増となった。 【画像】推薦入学等合格状況 　2024年度兵庫県公立高等学校入学者選抜における推薦入学・特色選抜・連携型入学者選抜・外国人生徒にかかわる特別枠選抜・多部制I期試験は、2月15日に適性検査や面接などを実施（一部の学校は2月16日も実施）し、2月20日に合格発表を行った。 　推薦入学（専門学科・コース・単位制・連携型入学者選抜）は、募集定員7,580人に対し、9,716人が受検。合格者は7,239人で倍率は1.34倍。 　倍率上位の学科の合格状況をみると、専門学科は市尼崎双星（商業学）は受検者102人に対して合格者40人で2.55倍、市西宮（グローバル・サイエンス）は受検者99人に対して合格者40人で2.48倍、市伊丹（商業）は受検者49人に対して合格者20人で2.45倍、神戸（総合理学）は受検者97人に対して合格者40人で2.43倍、御影（文理探究）は受検者94人に対して合格者40人で2.35倍、農業（動物科学）は受検者47人に対して合格者20人で2.35倍、西脇（生活情報）は受検者47人に対して合格者20人で2.35倍など。 　コースは、国際文化系で市伊丹が受検者46人に対して合格者40人で1.15倍、自然科学系で市西宮東が受検者77人に対して合格者40人で1.93倍、総合人間系で市西宮東が受検者71人に対して合格者40人で1.78倍。単位制は、尼崎稲園（普通）が受検者309人に対して合格者140人で2.21倍、武庫荘総合（総合）が受検者219人に対して合格者140人で1.56倍など。 　特色選抜は57校57学科で実施され、選抜定員1,614人に対して1,891人が受検。合格者は1,420人で倍率1.33倍。倍率上位の学校の合格状況は、夢野台（普通）が受検者81人に対して合格者40人で2.03倍、姫路別所（普通）が受検者35人に対して合格者18人で1.94倍、市尼崎（普通）が受検者68人に対して合格者36人で1.89倍など。 　多部制I期試験は4校で実施され、募集定員584人に対して621人が志願し、613人が受検。合格者は477人で倍率は1.29倍。学校別の合格状況は、西宮香風（普通1部）が受検者111人に対して合格者60人で1.85倍、阪神昆陽（普通1部）が受検者89人に対して合格者60人で1.48倍、西脇北（普通1部）が受検者21人に対して合格者21人で1.00倍、飾磨工業（基礎工学2部）が受検者34人に対して合格者24人で1.42倍などとなっている。 　今後、一般入試の出願を2月22日・26日・27日、志願変更を2月28日・29日・3月1日に受け付ける。学力検査は3月12日、総合学科の実技検査は3月13日、合格発表は3月19日に行われる。