【速報】国の基準満たさない「牛のレバー」販売か…食肉加工会社の社長ら逮捕『63度で30分間加熱処理』うたうも温度下回る 京都府警
牛のレバーを国の基準を満たす加熱処理をせずに販売していたとして、大分県の食肉加工会社の社長ら2人が逮捕されました。 警察によりますと桝田容疑者らは去年11月、加熱食肉製品「牛レバーハム」を国の基準を満たす加熱処理をせずに製造し、京都市内で飲食店を運営する会社(大阪市)に販売したなどの疑いがもたれています。
今年1月中旬、京都市伏見区の飲食店で「生レバーが提供されている」という情報提供があり、関係機関で検査したところ、「牛の肝臓で加熱されていない」ことが判明。 国の基準では、加熱食肉製品は中心部の温度を63度30分加熱する必要がありますが、Meフードシステムでは47度もしくは48度で40分加熱していたということです。「生の食感をそのままに」とうたって販売し、去年度で「牛レバーハム」を1億円以上、売上げていたとみられます。 桝田容疑者らは取り調べに対し「法律の通り加熱しているから違反していない」といずれも容疑を否認しています。