「前向きでやっていきましょうと話が」斎藤知事が県議会の各会派に“あいさつ回り” 不信任案決議も出直し選で再選
兵庫県知事選で再選を果たした斎藤知事が、就任2日目となる20日、県議会の各会派に「あいさつ回り」をしました。 斎藤知事は20日、登庁後の午前11時半ごろから、議長・副議長と、県議会各会派の控室をあいさつに訪れました。 (斎藤元彦知事)「(議会側から)知事と議会がしっかりコミュニケーション取って、前向きでやっていきましょうとお話あったので。選挙も終わったので、兵庫県全体を良くしよう、みんなでやっていきましょう、というのが大事かと」 (浜田知昭議長)「知事には『兵庫県一体の雰囲気作りは、知事にしかできない。その役割をお願いしたい』と申し上げた。知事も『分かりました』と」 斎藤知事は、兵庫県議会から全会一致で不信任を決議されて失職し、出直し選で再選を果たしました。 当選後の取材に対して「県議会とも、政策をしっかり前に進めていく」と話し、一方の議会側にも“協調姿勢”に転じる動きが出始めていて、20日のあいさつ回りは両者の歩み寄りの一歩にも映ります。 兵庫県議会は来月3日に12月議会が始まり、初日には各会派が知事に対し、予選編成に対する申し入れをすることになっています。
ABCテレビ