<高校バスケ>世代ナンバーワンPG、東山高校・瀬川琉久の驚異の“体幹” ウインターカップでリベンジに向け独自の練習
「ウインターカップの借りは、ウインターカップでしか返せない」
そんな瀬川選手には、どうしても雪辱を果たしたい舞台がある。ウインターカップだ。 昨年のウインターカップ準々決勝、強豪・福岡第一高校(福岡)との一戦。 瀬川選手は両チーム最多となる32得点の大活躍をみせ、東山高校は一時は18点のリードを奪っていた。 しかし、第4クォーターで一気に追い上げられると、残りおよそ30秒で3ポイントを決められ、逆転を許してしまう。 そして、3点差で迎えたラストプレー。瀬川選手にボールがきたが、放ったシュートは決まらず、ベスト8で敗退した。 瀬川選手は同試合を振り返り、「こんなに泣いたのは人生で初めて。この悔しさは絶対忘れることないと思う」と話す。 さらに、きたるウインターカップに向けて次のように意気込んだ。 瀬川:「ウインターカップの借りは、ウインターカップでしか返せないと思っている。インターハイ優勝しても全然満足してないですし、僕がずっと言い続けてきたのは、ウインターカップで日本一を獲ることなので、あの悔しい思いをしたからには二度といっしょの失敗は犯さないと思いますし、がんばりたいと思います」 今年の夏、インターハイで初優勝を成し遂げた東山高校。ウインターカップも制して二冠なるか。そして、瀬川選手はリベンジを果たせるか。注目だ。