エンゼルス3Aでトリプルスリー達成のキャベッジ、日本球界移籍の可能性 大谷の元同僚が自由契約に 米記者「海外に出場機会求める」
エンゼルスで大谷翔平選手と同僚だったトレイ・キャベッジ選手(27)が日本球界に移籍する可能性が出てきた。大リーグ公式サイトのパイレーツ担当、アレックス・スタンプ記者が16日(日本時間17日)、自身のXで「関係者によると、パイレーツが外野手のキャベッジを自由契約にしたことで海外に出場機会を求めることができる」との文面を投稿。日本球界を含む国外リーグへ移籍する可能性を示唆した。 【写真】キャベッジが大谷の前で放ったMLB初アーチ 懐かしの兜かぶってる!手刀も斬ってる! 身長188センチ、体重92キロのキャベッジは左打ちのパワーヒッター。23年7月にエンゼルスでメジャーデビューし、当時在籍していた大谷ともプレーした。24年1月にアストロズへトレードされたが、45試合で打率・209、1本塁打、8打点と結果を残せず、シーズン終了後に戦力外扱いとなり、11月にパイレーツへ移籍した。 メジャー通算成績は67試合、打率・209、2本塁打、15打点、2盗塁、OPS・576と振るわなかったが、マイナーでは23年に3Aでリーグ最多タイの30本塁打を放ってタイトルを獲得し、打率・306、89打点、32盗塁、OPS・975をマークするなど、パワーだけでなくスピードもアピール。今季の3A成績は66試合、打率・243、13本塁打、43打点、22盗塁、OPS・824だった。 ポジションはマイナーでは一塁を守ることが多かったが、メジャーでは右翼と左翼の両翼でも起用された。新天地で輝くことができるか。