感極まり涙する場面も。キャサリン皇太子妃、故ダイアナ元妃も愛用していたイヤリングを着けてリメンブランス・デーの式典に出席【SPURセレブ通信】
2024年11月10日(現地時間)に開催されたリメンブランス・デーにて、今年9月に癌の化学療法を終えたことを公表していたキャサリン皇太子妃(42)の姿がキャッチされた。 【写真】故ダイアナ元妃も愛用していたイヤリングを着用したキャサリン皇太子妃 イギリスでは毎年、第一次世界大戦が終焉した11月11日に一番近い日曜日に戦没者を追悼するリメンブランス・デーが行われており、キャサリン皇太子妃は2011年にウィリアム皇太子(42)と結婚後、毎年欠かさず式典に参加してきた。 この日のキャサリン皇太子妃は、ベルベットのリボンが付いたキャサリン・ウォーカーのミリタリーコートを着用。左胸には3つのポピーのブローチと、女王近衛竜騎兵連隊の名誉隊長の印であるクイーンズ・ドラグーン・ガーズ・ブローチが付けられていた。 キャサリン皇太子妃はチャールズ国王(75)によって2023年11月に同連隊の名誉隊長に任命されている。また、ポピーの数は戦死したキャサリン皇太子妃の曽祖母の兄弟たちを偲ぶものとか。 スッキリとまとめたヘアスタイルに、コートと同じく黒いヘッドピースを被っていたキャサリン皇太子妃。耳元は、故エリザベス女王(享年96)が所有していたもので、1982年に故ダイアナ元妃(享年36)も着用していたバーレーン・パール・ドロップ・イヤリングをチョイスした。 このイヤリングは、故エリザベス女王が故フィリップ殿下(享年99)と1947年に結婚した際に、バーレーンの国王から女王に贈られたパールで作られたもの。1952年に撮影された故エリザベス女王の最初の王室肖像画で身に着けていたことでも有名だ。 キャサリン皇太子妃がこのイヤリングを選んだ理由について、英メディア『Daily Mail』が取材した宝石商は、「追悼や反省の意を込めてパールジュエリーを身に着ける、イギリスの伝統を尊重したのだろう。また、このような場でも控えめな上品さを好んだ故エリザベス女王の考えを反映している」とコメントしたそう。 胸部感染症の治療中であるカミラ王妃(77)が式典を欠席したこともあり、エディンバラ公爵夫人ソフィー(59)とともに姿を見せたキャサリン皇太子妃。感極まった様子で2分間の黙祷を捧げ、バルコニーを去るときはソフィーがキャサリン皇太子妃の肩に優しく手を置いた姿も見られた。 この出来事について、ボディランゲージの専門家は、「これはキャサリン皇太子妃に対する愛情表現であり、公務に復帰したキャサリン皇太子妃へのささやかな祝福だったのかもしれない」と述べたと、英メディア『Daily Mail』が報じている。