【RIZIN】鈴木千裕、金原KOの勝負のキーポイントは「3つあった」そして「俺が見たい景色はまだ上にある」
2024年4月29日(月・祝)東京・有明アリーナ『RIZIN.46』のメインイベント、RIZINフェザー級(66.0kg)タイトルマッチ5分3Rで挑戦者・金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)に1R4分20秒、TKO勝ちで初防衛に成功した王者・鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が試合後インタビューに答えた。 【写真】鈴木千裕が勝負のキーポイントにあげた左ボディ 「目に見えない戦いが多かった。読み合いの戦いが多かったと思っていて。そこでベストの動きが出来てよかったです」と試合を振り返った鈴木は、勝負のキーポイントは「3つあった」と明かした。 「ひとつめがカーフキック、ふたつめが左ボディ。ボディが効いて目つきが変わったので仕留めに行きました。そしてみっつめが腕十字を狙われた時にいかに綺麗に対処するか、そこが勝負どころでした。そこで臨機応変に対応できた。あそこが最後の勝負どころだったんじゃないですか」 この勝利で「ひとつ時代が変わったのかと思います」と試合のテーマに掲げていた世代交代を達成できたとするが、「でも何一つ満足してないと思いました。俺が見たい景色はまだここじゃない、まだ上にあると気付けました。もっともっと上を目指してみんなを世界に連れて行く。そういう気持ちです」と、もっと上を目指していく気持ちになったという。 6月23日には『KNOCK OUT』の国立代々木競技場第二体育館大会で、五味隆典とのボクシング対決がすでに決まっている。 「これは、僕の中では変えるというよりも、五味さんの格闘技の歴史を僕の身体に全て入れ込みたい試合なんです。練習で学べるものと試合で学べるものは全然違う。金原さんにもリングの上で学んだんですよ。次は五味さんの全てをリングの上で学ばないといけないってことですね」と、戦いを通してでしか学べないものを学ぶ試合だと位置付けていた。
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