飼い主が亡くなり、30匹以上の猫が部屋に置き去り…ボランティア「猫の亡骸…悲惨すぎて、言葉に出ない」
ボランティア「保護部屋の用意をしないとけないが、なかなか見つからない」
室内は猫たちが過ごすにしても難しい環境。猫たちをどのような形で保護すればいいのか、考えているといいます。 「環境課とも相談していますが、役所も想定外のことで、自分たちに何ができるのかをいろいろ考えてくれています。とはいえ、行政だけではどうにもなりません。ご親族に保護などにかかるお金に関するお話をしながら、私も負担して、この子たちを保護する部屋を用意しないといけないと思っています。ただ保護部屋がなかなか見つからないのが現状です。避妊去勢、ウイルス検査、駆虫、ワクチン、ノミ取り、病気なら医療費がいくらかかるのか…不安ではありますが、何とか頑張ってこの子たちを保護する方向へ動いています」 飼い主さんが亡くなってから発覚した猫の多頭飼育崩壊。飼い主さんは独り暮らしだったとのことですが、このような現場の対応について、「北名古屋さくら猫」さんはこう話します。 「ご親族は飼い主さんとの交流がなく、(多頭飼育崩壊を)全く知らなかったそうです。ただ今回環境課に連絡してくれた勇気はすごいと思います。環境課も私に連絡してくれて良かったです。そのまま放置されていたら近所の方々も大変だったのではないかと。とにかく官民一体で知恵を絞り、ここを何とか乗り越えたいと思っています」 「北名古屋さくら猫」では、医療費などの寄付を募っております。詳細は、InstagramのDMまで。 (まいどなニュース特約・渡辺 晴子)
まいどなニュース