今年のドラコン女王は277.7ヤードを飛ばした工藤遥加! 出場選手の結果とクラブスペックを紹介【住友生命レディス東海クラシック・現地レポ】
LPGA公認「朝日インテックドラコン女王」が「住友生命Vitalityレディス東海クラシック」の土曜日のラウンド後に開催された。優勝者は277.7ヤードを飛ばした工藤遥加。みんなのゴルフダイジェスト編集部員でプロゴルファーの中村修が現地からのレポートをお届け。 ドラコン女王 工藤遥加ドライバー正面連続写真
今年も恒例の「朝日インテックドラコン女王」がやってまいりました。昨年は、竹田麗央選手が271.3ヤードを飛ばしドラコン女王の称号を手にしていました。竹田選手の連覇なるか、それとも穴井詩選手の復活優勝なるかという雰囲気の中で大会は開幕しました。 軽いフォローの中、先頭打者は工藤遥加選手。1球目からボール初速70m/s 飛距離277.7ヤードをぶっ飛ばす大記録を叩き出し、以降の打者はこの記録を更新しない限り優勝はないというプレッシャーを与えました。 普段はラインを出して6割か7割くらいのスウィングでフェアウェイキープ狙いという工藤選手ですが、持てるポテンシャルを存分に発揮したスウィングで好記録を叩き出しました。
3番手の小林夢果選手は1球目に269.5ヤードと270ヤードに迫ると、2球目に275.2ヤードを記録。飛ばし屋の片りんを見せ暫定2位に。
5番手の葭葉ルミ選手は、「今季はドライバーのフェアウェイキープ率と飛距離のバランスが良い」という言葉の通り、ボール初速70m/s、271.8ヤードを記録し暫定3位の記録で終えます。 6番手の櫻井心那選手は、1球目は左に曲げると2球はフェアウェイをキープしたが266.3ヤードと惜しくも270ヤードに届かず。 残りは2年前の覇者穴井詩選手と前年覇者の竹田麗央選手の2人。会場の雰囲気は張りつめて来ます。穴井選手はボール初速71m/sを超えるも1球目は左、2球目は右のラフと飛距離は280ヤードを越えながらも残念ながら記録なしに終わりました。
最後の打者竹田選手は、「ドラコンを連覇したい」と意気込み通りのマン振りでしたが、ボール初速68m/s、飛距離は275.6ヤードとなり、工藤選手にはわずかに届かず2位の記録で終えました。