プリントシールを令和→平成の写りにAI変換 昔の加工が人気のワケを取材
平成の若者の間で流行したプリントシールの写りを、AI技術で再現するサービス『AI歴代バズプリ』が、期間限定(2月1日~5月7日まで)でスタート。なぜ、令和の時代に“平成プリ”の写りに変換するサービスを始めたのか、どんな所が若者に人気となっているのか、企業を取材しました。 『AI歴代バズプリ』は、プリントシール機の開発・販売などを行うフリュー株式会社が始めたもので、アミューズメント施設などに設置されている対象のプリ機で撮影したプリントシールを、平成に登場した機種の写りに変換することができます。変換できるのは、平成27年(2015年)に登場した『KATY』、平成30年(2018年)登場の『SUU.』、平成23年(2011年)登場の『LADY BY TOKYO』の3機種で、それぞれ期間に分けて展開されます。 なぜ、最新のはやりを取り入れたプリントシール機があるなかで、時代に逆行したサービスを取り入れたのか、担当者に伺いました。
■『プリントシール』は“エモい”と感じる平成を代表するコンテンツ
今回、このサービスを始めたきっかけについて、広報担当は「近年、平成レトロやY2Kが“エモい”と話題になっていますが、『プリントシール』は多くの女性に撮影経験があったりするなど、 “懐かしい・エモい”と感じる平成を代表する1コンテンツとして、話題に出ることが多いと感じています。弊社にも“平成時代のプリ機をもう一度撮りたい”とお声をいただくこともあり、そういった点に着目し、フリューの過去人気プリ機の写りをAIで再現する本イベントを企画しました」と、明かしました。
■令和→平成へ AI変換できるプリ、それぞれの加工の特徴は
【陰影で顔の立体感を引き出した『LADY BY TOKYO』】(平成23年・2011年に登場) 「新・極上ナチュラル」をコンセプトに、当時のプリ機市場で定番だった“加工の強い盛れ感”から一転し、「自然な盛れ感」を提案したプリントシール機。ストロボの陰影で顔の立体感を引き出し、その人本来の美しさが感じられる仕上がりが特徴。