【名古屋大賞典】武豊ヤマニンウルスまさかの6着で初黒星 ミッキーファイトが優勝!3着に高知のシンメデージー
[JpnⅢ名古屋大賞典=2024年12月19日(木曜)3歳上、名古屋競馬場・ダート2000メートル] 19日、名古屋競馬場で暮れの大一番「第47回名古屋大賞典」(JpnⅢ、ダート2000メートル)が行われ、戸崎圭騎乗の2番人気ミッキーファイト(牡3・田中博)が好位から抜け出し、重賞2勝目を飾った。酷量60キロを背負うノットゥルノが引っ張る流れを2番手で運び、直線は同馬との壮絶な叩き合い。名古屋グランプリの覇者をクビ差競り落としたところがゴールだった。Vタイムの2分07秒4(良)はレコード。2着から3/4差の3着には高知のシンメデージーが食い込んだ。 ミッキーファイトにとっては古馬と初めての激突だったが、フォーエバーヤングをはじめとする3歳馬のレベルの高さを強調する結果となった。 殊勲の戸崎圭は「1歩目が遅いところがあるので、スタートに気をつけました。うまく出てくれたし、道中も折り合いは大丈夫でした。また今後成長して、さらに大きな舞台で活躍してくれる馬だと思います」と笑顔で振り返った。 一方、無傷の5連勝で単勝1・8倍の1番人気に推されたヤマニンウルスは1、2着馬の直後でうまく流れに乗ったものの、肝心の勝負どころで反応できず。6着でゴールするのがやっとだった。手綱を取った武豊は「初めてのことが多かったですからね。乾いて深い砂なので、走りが空回りしてしまった。3角のいつも反応するところで、反応し切れなかった」とデビュー6戦目での初黒星を分析していた。
東スポ競馬編集部