日産がクロスオーバーSUV「ムラーノ」の新型を発表
日産自動車は2024年10月16日、「ムラーノ」の新型を披露し、2025年初頭にアメリカとカナダで発売すると発表した。 【写真】日産の次世代車に共通のデザインをまとって登場! 新型ムラーノの外装・内装を見る(40枚) ムラーノは、2002年に北米向けモデルとして誕生したクロスオーバーSUVで、今回発表された新型は4世代目にあたる。 デザインについては「エネルギッシュ エレガンス」をテーマとし、21インチホイールや左右に広がったLEDテールライト、専用の2トーンカラーなどにより流麗かつモダンな外観を表現。内装は細部に至るまで素材にこだわり、2つの12.3インチディスプレイや全64色のアンビエントライティング、マッサージ機能付きのフロントシートを装備するなどして、高級感を追求したとされる。 コネクティビティーにおいては「Googleビルトイン」を搭載しており、車内の12.3インチディスプレイに最新の「Googleマップ」をはじめ、さまざまなアプリを直接表示することが可能。同システムは「Bose Personal Plus 10スピーカーオーディオシステム」とも連動しており、没入感のあるサウンドが楽しめるという。 走りに関するメカニズムでは、最高出力241HP(244PS)、最大トルク353N・mを発生する2リッターVCターボエンジンを搭載。パドルシフト付きの9段ATが組み合わされる。駆動方式はFFまたは4WDが選択可能で、専用チューニングが施された周波数感応型のダンパーと電動パワーステアリングの働きにより、優れたハンドリングと乗り心地を両立させたとアピールされる。 全方位運転支援システム「セーフティシールド360」は全モデルに標準装備。「プロパイロット」や「プロパイロット1.1」も用意されるほか、フード部分を透過して前方を確認できる「インビジブル フードビュー」や、真上から見下ろしたような映像で周囲の障害物を示す「インテリジェント アラウンドビューモニター」なども搭載される。 新型ムラーノの生産を担うのは、米国テネシー州にあるスマーナ工場。価格は発売時に発表される予定だ。 (webCG)
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