【2024写真蔵トップ10】<第4位>フォルクスワーゲン 新型「ティグアン」、まずは欧州仕様でディテールを紹介
世界でいちばん売れているVW車は、ティグアン
Webモーターマガジン年末年始恒例のスペシャル企画、2024年1月1日~12月23日に紹介した「写真蔵」から人気の高かったモデルのトップ10をカウントダウン形式で紹介しよう。第4位は、2024年11月から販売開始される前に公開された、フォルクスワーゲン 新型ティグアンの欧州仕様だ。(2024年8月25日公開・一部修正) 【写真はこちら】サイズ的には従来型よりわずかに長く、わずかに低くなっているが、ほぼ変わらない。ホイールベースも2675mmで同じ。(全15枚)
ティグアンはフォルクスワーゲン(以下、VW)のスモールSUVだ。初代は2007年に登場し、以来全世界で760万台以上の販売を達成。2019年以降はVWグループ全体でも最量販モデルとして高い評価を得ているベストセラーモデルだ。今回の新型で3代目にあたり、日本仕様は2024年9月から予約注文受付を開始し、11月に販売が開始された。 新型ティグアンはボンネットの位置を従来モデルより高くしてSUVらしい力強さを強調するとともに、空力性能を追求し、Cd値は0.33から0.28へ改善。また、従来のMQBアーキテクチャーの進化版であるMQB evoを採用したことで、アダプティブシャシコントロール“DCC”から”DCC Pro”に、インフォテイメントシステムは新世代設計となる“MIB4”へと進化を遂げるなど、上級セグメントの先端技術を数多く採用している。 日本仕様のパワートレーンには、ティグアンでは初となる1.5L eTSI(マイルドハイブリッド)+FFと、日本でも人気の高い2.0L TDI(クリーンディーゼルターボ)+4モーション(4WD)をラインナップ。トランスミッションは、いずれも7速DSG(DCT)を組み合わせる。 同一車線内全車速運転支援システムやレーンキープアシストシステム、レーンチェンジアシストシステムなど最新の運転支援システムを標準装備。上級グレードにはLEDマトリクスヘッドライトや運転席シートマッサージなども標準装備するなど、充実した内容で激戦区のスモールSUV市場に再参戦を果たした。
VW ティグアン TDI 4モーション Rライン(日本仕様) 主要諸元
●全長×全幅×全高:4540×1860×1650mm ●ホイールベース:2680mm ●車両重量:1750kg ●エンジン:直4 DOHCディーゼル+ターボ ●総排気量:1968cc ●最高出力:142kW(193ps)/3500-4200rpm ●最大トルク:400Nm(40.8kgm)/1750-4200rpm ●トランスミッション:7速DCT ●駆動方式:フロント横置き4WD ●燃料・タンク容量:軽油・61L ●WLTCモード燃費:15.1km/L ●タイヤサイズ:255/40R20 ●車両価格(税込):653万2000円
Webモーターマガジン
【関連記事】
- 男前度がグレードアップ。9月から予約注文受付開始の新型「ティグアン」のこと、もっと見たい!もっと知りたい!!【日本のフォルクスワーゲンに新型ラッシュ②】
- フォルクスワーゲンのベストセラーSUV「ティグアン」が3代目にフルモデルチェンジ
- 新型フォルクスワーゲンが揃って予約注文受付スタート!「ティグアン」「パサート」「ゴルフ」「ゴルフ ヴァリアント」それぞれの魅力を改めて検証してみた
- ティグアンとゴルフ ヴァリアントの好感度が大幅アップ「4WDそしてディーゼル、それぞれに待った甲斐あり」【試乗】
- 【特集:RとID.から探る日本の最新フォルクスワーゲン】ティグアン R × Tロック R で検証 「最新SUV×Rの矜持は快適な高性能にあり」