「子ども少なくなって心配…」100年余続く伝統行事『へびの御年始』頭かまれて無病息災 福島・会津美里町
テレビユー福島
子どもたちが声を上げながらかかえるのは、わらで作ったへび。福島県会津美里町の雀林地区で、毎年1月7日に行われている伝統行事「へびのご年始」は、わらで作られた長さおよそ4.5メートルのへびに頭をかんでもらうと、無病息災のご利益があるとされています。 【写真を見る】「子ども少なくなって心配…」100年余続く伝統行事『へびの御年始』頭かまれて無病息災 福島・会津美里町 100年あまりの歴史があるとされるこの行事は、その昔、水不足に悩んでいたこの地区で、ご神体の龍神をかたどった蛇が家々を回るようになったのが始まりと言われています。 地区の住民「子どもも少なくなっていて心配なんですけど、続けていける方法があればずっと続けていけたらいい」 地区の小中学生8人が、元気なかけ声でおよそ80軒を練り歩き、地区の人々の健康を願いました。 参加した中学生「今年一年もみんなが健康にいられるようにという気持ちで回っている」 参加した小学生「楽しかった。いっぱい遊んで元気でいたい」 寺の山門にかかげられていたこれまでのヘビは焚き上げられ、7日に作った新しいへびがまつられ、巳年の今年一年、地域を見守ります。
テレビユー福島