「チョコザップ版 県民ショー」どうぞ 筋トレが大好きな「和歌山県民」、なぜ?
コスパ意識が高いのは、やっぱり関西勢
最後に紹介するのは「コスパ意識が高い ランキング」である。キャンペーンやクーポンなど、あの手・この手で特典を駆使しているのは、どこで暮らしている人が多いのか。「ケチなイメージが強い『大阪』が断トツでしょ」と思われたかもしれないが、3位である。 関西は全体的に上位にランクインしていて、10位「滋賀」、4位「奈良」、2位「兵庫」と続いた。では、1位はどこか。「島根」である。「どういうこと? 『和歌山=筋トレ』と同じように、よく分からんオチはやめてね」などと感じられたかもしれないので、県民博士の言葉を紹介しよう。 島根県民は「保守的で穏やか。伝統や歴史を重んじ、地域への愛着が強い性格。生活コストを抑えつつ、質の高い生活を求める姿勢が根付いている。地元のコミュニティーを大切にし、必要なものに絞った賢い消費を行う傾向がある」そうだ。 以上、チョコザップ版 県民ショーはいかがだっただろうか。今回は筋トレ、美容、コスパ意識を紹介したわけだが、都道府県ごとに「違い」があって、それぞれにあったサービスを展開すれば、より多くの人々に響くビジネスが実現するかもしれない。 個人的に、次に見てみたいのは「市町村民ショー」である。しばしば「県の中心はどっち?」という議論が白熱する「福岡市VS.北九州市」に、どんな違いがあるのか。さらにエリアを絞って、永遠のライバル「浦和VS.大宮」あたりも気になるところ。データを公表すると、浦和と大宮の「筋トレ」利用率が高まりそうである(笑ではなく怖)。 (土肥義則)
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