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みなさんは「睡眠時無呼吸症候群」と聞くとどんなイメージを思い浮かべますか？ 睡眠時無呼吸症候群とは、口や鼻、肺へと続く空気の通り道が狭くなることで、眠っている間に呼吸が止まる状態が繰り返される病気のことです。 【続きを読む】「術後が想像以上に大変だった」息子が無呼吸症候群で手術した母親が語る“リアル” よくいびきをかく人、太っている人=大人がなりやすい病気というイメージを抱かれる方も多いのではないでしょうか。 実は大人だけでなく、子どもも「睡眠時無呼吸症候群」になることがあるのです。 筆者の息子は、睡眠時にいびきがひどく、気づいたら無呼吸になっていることがあり、動画を撮って耳鼻科を受診しました。そこで大きな病院を紹介され、「小児無呼吸症候群」と診断されました。 そして、その原因が「アデノイドと扁桃腺の肥大」ということがわかり、手術が適用になりました。 突然の手術という言葉に、信じられない気持ちと、不安がたくさんあったのですが、お肉が飲み込みにくかったり、眠りが浅く夜中に覚醒していただけでなく、将来成長などに影響することを懸念して、主治医の先生や、麻酔科の先生に不安なことは全部質問して、納得した上で手術することを決意しました。 今回は子どもの睡眠時無呼吸症候群の発覚から、手術を決意した経緯をお伝えいたします。

気がついたキッカケ

隣で寝ている時に子どものいびきがうるさく、私自身も眠れない時期が続いていました。 そこでインターネットで検索すると、「子どもはいびきをかきません」の言葉がありつつも「風邪などの鼻詰まりから、一時的にいびきをかくことはある」ということが書かれていたので、しばらく様子を見ていました。 しかしある時、よくテレビなどで紹介されているような「ガッ……」といういびきの後に数秒呼吸が止まっていることに気がついて、「これはおかしい!!！」と思い、受診することを決めました。

違和感を見逃さない！動画を撮って、かかりつけから別の耳鼻科へ…

一度、かかりつけ医でいびきについて相談したところ「扁桃腺は大きいけれど、手術するようなことではない」と言われて、すっかり安心をしていました。 ただ、前述したような無呼吸が気になり、動画を撮って違う病院に診察しに行ったところ、大きい市民病院を紹介されました。