企画展「光る君の面影をもとめて」 宇治市源氏物語ミュージアム
源氏物語の主人公・光源氏に焦点を当てた企画展が、宇治市の源氏物語ミュージアムで行われています。源氏物語の主人公でたぐいまれな資質と美貌を兼ね備えた光源氏のモデルは、源融、在原業平、敦康親王など様々に噂されて来ました。この企画展は、絵画や文献を通して、それらの人物の面影に迫るものです。物語で、光源氏は多くの女性と恋愛を重ねるとともに、政界でも頭角を現し富と権勢を重ねました。紫式部が執筆した源氏物語は執筆当時から平安貴族の想像を膨らませとりこにしました。また、江戸時代には印刷技術の発達とともに、庶民の中で一大ブームとなりました。千年あまりに渡って人々を惹きつけた源氏物語の主人公・光源氏についてイメージを膨らませるこの企画展は、12月15日まで宇治市の源氏物語ミュージアムで開かれています。