初めてバイクを買う人必見!新車と中古車のメリット・デメリット
バイクの新車と中古車、どっちがお得?
初めてバイクを購入する際に、「新車」と「中古車」のどちらにするか悩んだという人は多いと思います。これから教習所に通う人や、バイクの免許を取ったばかりの人にとって、人生で最初のバイク選びは失敗したくないというのが本音でしょう。 【画像】バイクを購入する際の、新車と中古車のメリット・デメリットを画像で見る(10枚) 新車にも中古車にも、当然ながらメリットとデメリットがあります。それらの特徴を理解した上でバイクを選べば、自分にとってどちらが最適なのかが、わかるようになるはずです。 では、それぞれどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
まず新車最大のメリットは、「失敗が少ない」こと。もちろん、キズひとつないピカピカの状態であることがほとんどなので、できれば新車が欲しいと思っている人は多いでしょう。 また新車は外見だけでなくエンジンも新品なので壊れにくい為、安心して乗ることができます。とくに初心者ライダーにとって故障しにくいというのは、バイクの楽しさを知る上で大きなメリットといえるでしょう。 突然壊れて思わぬ出費がかかるといったこともほとんどないので、修理費用も抑えられます。また、最近の新車には、最新の安全装置が搭載されているので、安全性が高いのもメリット。たとえば「ABS」という機能は、ブレーキをかけた際にタイヤがロックするのを防いでくれます。 また、多くの新型車にはLEDヘッドライトが採用されているので、暗い夜道でも安心して走ることが可能。バイクに慣れていない初心者ライダーの運転を、サポートしてくれるので安心です。
新車は、保証期間が長いのもメリット。国内メーカーの新車を購入すると2年間のメーカー保証がつきます。さらにディーラーで購入すれば、1年プラスして合計3年間の保証が無料でついてくるのも魅力。メーカーが定めた保証範囲で不具合があった場合に無償で修理してもらえます。 そして、新車は売るときも高値で買い取ってもらえることも多々。とくにワンオーナー車は、販売店からしても状態の良いバイクとして売れるので、高い買い取り額がつきやすくなります。 1台のバイクにこだわらず、いろいろなバイクに乗り換えたいという人は、下取りに出して購入資金に充てることも可能。 このように、安心感や安全性を求めるなら新車を選ぶのが一番といえるでしょう。ただし、人によってはデメリットになる部分もあるので注意してください。 まず当然ながら車両価格が高額になるので、初期費用も高くなります。バイクは決して安い買い物ではないので「新車にこだわりたい」、「欲しいバイクが新車しかない」といった人は、ローンを組むなどして購入を検討する人が大多数。また、「慣らし運転」が必要になるのもデメリットと言えます。慣らし運転は、新車購入後にエンジン本来の性能を発揮させるために、1000kmほどの距離を、回転数を抑えた穏やかな運転をして馴染ませること。 買ってすぐにバイクを思いきり楽しみたい人は、中古車を選んだほうがよいかもしれません。 また新車は、納期に時間がかかることもあります。とくに人気のある車種の場合、納車までに半年以上かかることも珍しくありません。 一方の中古車であれば、契約してから早くて1週間程度で納車されますが、新車の場合は待たされる可能性があるので注意してください。