TVシリーズも話題! オランダ・マキシマ王妃の華麗なるドレスアップヒストリー【前編】
2024年5月17日に53歳の誕生日を迎えたオランダのマキシマ王妃。華やかな美貌と180cm近い長身を引き立てる、カラフル&ドラマチックな装いで、世界の王室のスタイル・アイコンのひとりとして君臨する彼女。最近では、王妃の激動の半生を描いたTVシリーズ「マキシマ」がヨーロッパやラテンアメリカでスタートし、話題に。今回は王妃が披露してきたアイコニックなドレスアップの数々を解説します。
マキシマ王妃ってどんな人?
1971年、アルゼンチン・ブエノスアイレス生まれ。裕福な家で生まれ育ち、アルゼンチン・カトリック大学で経済学を学んだ後、ニューヨークの投資銀行に就職。キャリアを磨いていたころ、休暇で訪れたスペインのバルで開かれた友人のパーティでウィレム・アレクサンダー国王と知り合い、交際に発展。王妃の父親がアルゼンチンの軍事独裁政権の閣僚だったことから、国民の猛反対にあったものの、2002年、逆境を乗り越えての結婚となりました。今では3人の子どもにも恵まれ、幸せいっぱい!
2023年11月
首や胸元のイリュージョンデザインがアーティスティックなケープドレスは、今最も旬なオランダ人デザイナー、イリス・ヴァン・ヘルペンによるデザイン。最先端のデザイナーズドレスも、さらりと着こなしてしまうのがさすがです。パリで行われたイリス・ヴァン・ヘルペンの展示会にて。
2023年6月
柔らかなオレンジ色に、ゴールドのサッシュベルトがアクセントに効いたワンショルダードレスは、王妃お気に入りのオランダ人デザイナー、ヤン・タミニオによるデザイン。ダイヤモンドとシトリンのジュエリーが洗練ムードを添えています。ベルギー訪問中に行われたコンサートにて。
2023年4月
オランダを訪問中のエマニュエル・マクロン大統領夫妻との晩餐会では、オランダを拠点とするデンマーク人デザイナー、クラエス・イーヴァスンが手がけたレッドのオフショルダードレスをセレクト。袖先に向かってボリューミーに広がる、スリーブコンシャスなデザインがおしゃれ上級者流です。