与党支持層でも困難視 裏金事件の信頼回復
共同通信世論調査で、自民党派閥裏金事件の責任を取るため退陣を表明した岸田文雄首相について聞いたところ「自民の信頼回復のきっかけにならない」と回答したのは自民支持層が68.7%、公明支持層が71.3%に上り、与党支持層の間でも信頼回復は困難との見方が根強いことが裏付けられた。 野党支持層では、立憲民主党87.2%、日本維新の会84.9%、共産党94.7%、国民民主党77.6%、れいわ新選組76.2%。無党派層は81.7%だった。 首相の退陣への評価について「当然だ」と答えた人は若年層(30代以下)58.7%、中年層(40~50代)64.6%、高年層(60代以上)73.8%となった。