渋沢栄一の生まれ故郷で“カウントダウンイベント” 20年ぶり新紙幣発行…対応は?“完全キャッシュレス”移行の店も
日テレNEWS NNN
3日に20年ぶりに新紙幣が発行されます。新紙幣の発行にあわせて海鮮丼がお得に販売されたり、「お札パン」が売り出されたりと盛り上がりあがる一方で、今回を機に“完全キャッシュレス”に移行したラーメン店もあったそうです。
“新札前夜”の2日午後8時すぎ、新一万円札の“顔”となる渋沢栄一の生まれ故郷・埼玉県深谷市では… 大町怜央キャスター 「新紙幣を祝うカウントダウンイベントに多くの人が集まっています」 行われていたのは、20年ぶりの“新紙幣発行”に向けたカウントダウンイベントです。会場には多くの深谷市民が集まっていました。 ――渋沢栄一さんがお札になるのはどんな気持ち? 渋沢栄一の故郷 深谷市民 「なんか、すごいうれしい」 ――新札、手に入ったらどうする? 渋沢栄一の故郷 深谷市民 「え~、好きなものを買う!」 ――使っちゃう?! 渋沢栄一の故郷 深谷市民 「使っちゃう」 新紙幣の“顔”はほかにも、五千円札に教育家・津田梅子、千円札に細菌学者・北里柴三郎が選ばれています。
都内では、一足早く“新札の発行”が… 記者 「一瞬で一万円が印刷されていきます」 パンの表面に印刷されたのは、新一万円札のイラストです。実物と比較するとこの再現度。 渋沢栄一ゆかりの地、東京・北区のパン屋さんで、販売されている「お札パン」。2日から、新五千円札パンと新千円札パンも登場しています。 100万円の札束と同じ厚さにしているというこのパン。カバンにつめる姿はさながら…。 記者 「札束をバッグに入れているような感じです」 客の中には、“3種類のお札”全部を手に取った男性も。さぞ“現金が好き”なのかと思いきや… お札パン購入客 「Suicaでいいですか?」 キャッシュレス派でした。 ――100万円分の厚みですよ お札パン購入客 「ちょうどそうなんですか? 味わって大切に食べたい」 ◇ 新紙幣で盛り上がっていたのは、百貨店「大丸 東京店」も同じです。千円、五千円、一万円とそれぞれ、価格に応じた海鮮丼や肉弁当などが販売されています。