【阪神】伊藤将司「直球で空振りやファウルを取れて良かった」2回完全投球、納得の直球を探求
阪神伊藤将司投手(28)が来季の巻き返しを予感させた。紅白戦で先発し、2番佐藤輝を三振に仕留めるなど2回をパーフェクト投球。「直球で空振りやファウルを取れたことが良かった」。テーマに掲げる直球を中心とした組み立てで危なげない投球を披露し「良い感覚を持って試合で投げられた。秋季練習からやってきたことが出せた」と充実感を漂わせた。 昨季10勝左腕は今季4勝どまり。「今年は納得のいかない直球があって、それが結果に出てしまうことが多かった。その課題をキャンプで取り組んでいきたい」と復活を期す。今後もブルペンで自身のテーマと向き合い続ける予定。「自分がどう投げたいのか。良い感覚を探していきたい」。逆襲へ、きっかけをつかむ秋にする。 ▽阪神村上(ブルペンで藤川監督と対話)「体の使い方についての確認です」