【エリザベス女王杯】断然の1番人気のレガレイラは5着に沈む 鞍上のルメール「いい騎乗ができなかった」
◇10日 「第49回エリザベス女王杯」(G1・京都・芝2200メートル) 単勝1・9倍と断然の1番人気に支持されたレガレイラは、課題のスタートを決め、道中は8番手の中団で末脚を温存。4コーナーでは内から馬群をさばくように進出し、直線でシンティレーションとハーパーの間を割ろうとしたが、進路が狭くなって接触。立て直して前を追ったが、5着と伸び切れなかった。 「好きなポジションを取れなかった。スタンド前でクリスチャン(C・デムーロ)の後ろにいれば良かったけど…。(最後も)ぶつけられてスムーズなレースができなかった。アンラッキー」とルメールは、消化不良の一戦を振り返った。 唯一の3歳馬ながらも堂々と年長馬に立ち向かったが、歴戦のキャリアを誇る厚い壁を突き崩すことはできなかった。「絶対にG1レベルの馬です。でも、いい騎乗ができなかった。ごめんなさい」と昨年(ブレイディヴェーグ)に続く、連覇を果たせなかった鞍上は、そう悔やんで自らのミスを責めた。
中日スポーツ