帝京大が5大会連続ベスト4 慶大から11トライ奪取 FL青木主将「対抗戦で負けたあと自分たちの強みを再認識できた」/全国大学選手権
第61回ラグビー全国大学選手権準々決勝(21日、帝京大73-24慶大、秩父宮)関東対抗戦2位で4連覇を目指す帝京大が同4位の慶大から11トライを奪い、5大会連続13度目の準決勝進出を決めた。来年1月2日の準決勝(東京・国立競技場)では22日に行われる天理大(関西1位)-明大(関東対抗戦3位)の勝者と対戦する。 帝京大は前半5分、NO・8グアイニ優人のトライ(ゴール)で7点を先制。12分にはキックパスの取り合いで競り勝ったWTB日隈太陽のトライで12-0とした。前半にさらに4トライを追加し、慶大を2トライに抑えて38-14とリードした。後半も日隈の連続トライなど5トライを加えた。慶大もHO中山大暉主将らが2トライを返したが、秋の対抗戦(19-57)以上の差をつけられた。 前半にトライも決めた帝京大FL青木恵斗主将は「自分たちの形であるフィジカルやアタッキングマインドでプレーできたのはよかった。対抗戦で早大に負けたあと、自分たちの強みを再認識できた。慶大の激しいプレーで受けてしまうところもあったのは、次への課題」と話した。