「ファンの目が肥えてきた」“絶好調”の守田英正が記者陣を笑わせた一言。2戦連続で公式POMを逃すも…
「調子はいいですね」とコメント
日本代表は現地10月10日、北中米ワールドカップ・アジア最終予選の第3節で、サウジアラビアと敵地ジッダで対戦。2-0で快勝を収めた。 【画像】日本代表のサウジアラビア戦出場16選手&監督の採点・寸評を一挙紹介。2選手に7点の高評価。MOMは攻守に躍動したMF この試合で攻守に圧巻のパフォーマンスを見せたのが、ダブルボランチの一角でフル出場した守田英正(スポルティング)だ。ゴール前に顔を出して、鎌田大地の先制点をヘッドでアシストすれば、自陣ではピンチの芽を摘む守備を披露。的確な配給も際立っていた。 ただ、アジアサッカー連盟が選出するプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POM)は先制ゴールの鎌田で、2ゴールを挙げたバーレーン戦(上田綺世が獲得)に続いて、守田は受賞を逃した。 それでも、ファン投票で決まる日本サッカー協会のPOMに輝いている。 10月13日の練習後の取材でこの点を問われた守田は、「ファンの目が肥えてきたんじゃないかと(笑)」と話し、記者陣を笑わせた。 そして、「今まであまり数字に貢献できてなかったですけど、そういったところも2試合連続で立て続けに貢献できていますし、じゃなくても、ボランチとしてしっかりできていると自分で思える部分もある。調子はいいですね」と言葉を続けた。 いまや日本に不可欠な存在となっている29歳のMFは、15日のオーストラリア戦でも、躍動できるか。 取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)