【パリ五輪】バスケ男子アメリカ代表がオリンピック5連覇を達成 カリーが3P8本成功の24得点
日本時間8月11日、パリオリンピックのバスケットボール男子決勝でアメリカ代表vsフランス代表の試合が行われ、アメリカがフランスを98-87で下し、オリンピック5連覇を達成した。 【動画あり】ステフィン・カリーが残り3分から脅威の4連続3Pショット!最後はブロック2枚をものともしないショットで試合を決定付ける! 試合は、レブロン・ジェームズのダンクから始まる。序盤はフランスにペースを握られるも、アメリカが力の差を見せつけ、徐々にリードを広げ、アメリカ5点リードで第1クォーターを終える。 第2Q開始早々、アメリカはこの試合最大の8連続得点を許し、24-25とフランスに逆転される。しかし、アメリカはすぐさま再逆転し、デビン・ブッカーとステフィン・カリーの連続3Pショットを皮切りに、アメリカはさらにリードを広げ、アメリカ8点リードで前半を折り返す。 後半もアメリカが二桁点差を維持し、試合を優位に進める。しかし、3Q終盤にフォーニエの連続得点で、アメリカは点差を詰められ、6点リードで勝負の第4Qを迎える。第4Qもフランスにじりじりと点差を縮められ、残り3分ビクター・ウェンバンヤマのダンクで3点差まで詰め寄られる。しかし、ここからカリーが持ち前の勝負強さを発揮。アメリカ3点リードの場面から、脅威の4連続3Pショットを成功させ、フランスを寄せ付けず。この試合8本目となる3Pショットを成功させた直後には、お得意のおやすみポーズも飛び出すなど、アメリカがフランスに98-87で勝利した。 これでオリンピック5連覇を達成したアメリカ代表は、カリーが3Pショット8本を含む24得点、5アシスト、2スティールを記録し、チームを優勝へと導いた。他にも、レブロンが14得点、6リバウンド、10アシスト、2スティール、ブッカーとデュラントが15得点を記録した。 一方、惜しくも銀メダルとなった開催国のフランス代表は、ウェンバンヤマがゲームハイの26得点、7リバウンド、2アシスト、ヤブセレが20得点を記録するも、あと一歩及ばなかった。
佐藤瑞紀 Mizuki Sato